緑に癒されない日々。
花を育てれば咲かせたい。木を育てるなら立派にしたい。買うなら安く売るなら高くと人の欲は尽きなくて植物と向き合う業はかくも深い。
貧乏人の鋏・その3
《前日のエントリーからのつづき》
前日,前々日と二日にわたり書いてきたことに
嘘はないのですが,実は最近,昌国の古い鋏を
新しい物に買い換えてゆきたい衝動に駆られています。
というのは,古い鋏は古風なたたずまいで
アンティークとして考えれば素敵なのですが,
どうも戦闘力に欠ける雰囲気があります。
西部劇に出てくるような単発の銃と
最新式の自動小銃の違いとでもいいましょうか。
あるいはプロペラの戦闘機と
ジェット戦闘機の違いとでもいいましょうか。
やはり新しい物からはモダンな雰囲気を感じます。
それと,見てくれはともかくとして,古い時代の道具は
サイズが小さいと感じます。
わたしの手は標準より小さいと思いますが
それでも「もう少し作りが大きければ」と思うことがあります。
相手が小さな盆栽であっても,
道具にはある程度の大きさがあったほうが
使いやすいのです。
いろいろ偉そうなことを書いていますが
わたしが昌国の道具を揃えることができたのは
たまたまお古を入手できる環境にあったからで,
その点は感謝しています。
やはり親・子・孫と三代続けて同じ趣味に手を染めると
資材や人脈や生の情報を引き継げるので,
あまり回り道をしないで済みます。
そんなわけで,
国風展に憧れる事も近盆を崇めることもない,
穏やかな趣味の生活を日々満喫しています。
前日,前々日と二日にわたり書いてきたことに
嘘はないのですが,実は最近,昌国の古い鋏を
新しい物に買い換えてゆきたい衝動に駆られています。
というのは,古い鋏は古風なたたずまいで
アンティークとして考えれば素敵なのですが,
どうも戦闘力に欠ける雰囲気があります。
西部劇に出てくるような単発の銃と
最新式の自動小銃の違いとでもいいましょうか。
あるいはプロペラの戦闘機と
ジェット戦闘機の違いとでもいいましょうか。
やはり新しい物からはモダンな雰囲気を感じます。
それと,見てくれはともかくとして,古い時代の道具は
サイズが小さいと感じます。
わたしの手は標準より小さいと思いますが
それでも「もう少し作りが大きければ」と思うことがあります。
相手が小さな盆栽であっても,
道具にはある程度の大きさがあったほうが
使いやすいのです。
いろいろ偉そうなことを書いていますが
わたしが昌国の道具を揃えることができたのは
たまたまお古を入手できる環境にあったからで,
その点は感謝しています。
やはり親・子・孫と三代続けて同じ趣味に手を染めると
資材や人脈や生の情報を引き継げるので,
あまり回り道をしないで済みます。
そんなわけで,
国風展に憧れる事も近盆を崇めることもない,
穏やかな趣味の生活を日々満喫しています。
貧乏人の鋏・その2
《前日のエントリーからのつづき》
わたしの家では,家族を含めて
かなり値の張る昌国の鋏を多く使っています。
高価だけれど長持ちする,高価だから大事にする,
高価だからちょっといい気分がする,
というわけで,中には40年ほど
使い続けているものもあります。
今流行りのエコの観点から見ても,
CO2をたっぷり排出しながら作られ,
運ばれ,売られ,捨てられる鋏より,
30年,40年もつ一本を長く使い続けるほうが,
環境へのインパクトは遥かに小さいはず。
というわけで使い心地,切れ味,
更にささやかな自尊心を満足させることも含めて,
高級品を丁寧に使うことをわたしは選んでいます。
《翌日のエントリーへつづく》
わたしの家では,家族を含めて
かなり値の張る昌国の鋏を多く使っています。
高価だけれど長持ちする,高価だから大事にする,
高価だからちょっといい気分がする,
というわけで,中には40年ほど
使い続けているものもあります。
今流行りのエコの観点から見ても,
CO2をたっぷり排出しながら作られ,
運ばれ,売られ,捨てられる鋏より,
30年,40年もつ一本を長く使い続けるほうが,
環境へのインパクトは遥かに小さいはず。
というわけで使い心地,切れ味,
更にささやかな自尊心を満足させることも含めて,
高級品を丁寧に使うことをわたしは選んでいます。
《翌日のエントリーへつづく》
貧乏人の鋏・その1
園芸関係のユーザー参加型のQ&Aサイトで,
園芸用具に関する質問と回答を
目にする機会があったのですが,
一般の人が使う園芸用の鋏というと
100円ショップのものか,高くてせいぜい3000円どまり
というのが現実のようです。
わたしが使う鋏はというと,
ほとんどが1万円前後する昌国の物です。
安い鋏を使う一般の人を,
貧乏人と呼んで馬鹿にしているのかって?
いいえ,逆です。
貧乏人はわたしの方。
わたしの使う鋏はほとんどが
・亡くなった知人のご家族から譲り受けた。
・家に錆びて転がっていたのを修理した。
・親のものを永久借用した。
のいずれかです。
いい道具は一生モノといいますが,
わたしの鋏は前の持ち主から数えて
二人分の人生を生きている「二生モノ」が多いのです。
安い鋏を使い捨てにするのと,
1万円の鋏を大事に使って
次の世代にまで受け継いで行くのでは,
どちらが安上がりでしょう。
わたしはお金がないので,
いい道具をなんとか安価に入手して,
なおかつ長く持たせようとしているのです。
《翌日のエントリーへつづく》
園芸用具に関する質問と回答を
目にする機会があったのですが,
一般の人が使う園芸用の鋏というと
100円ショップのものか,高くてせいぜい3000円どまり
というのが現実のようです。
わたしが使う鋏はというと,
ほとんどが1万円前後する昌国の物です。
安い鋏を使う一般の人を,
貧乏人と呼んで馬鹿にしているのかって?
いいえ,逆です。
貧乏人はわたしの方。
わたしの使う鋏はほとんどが
・亡くなった知人のご家族から譲り受けた。
・家に錆びて転がっていたのを修理した。
・親のものを永久借用した。
のいずれかです。
いい道具は一生モノといいますが,
わたしの鋏は前の持ち主から数えて
二人分の人生を生きている「二生モノ」が多いのです。
安い鋏を使い捨てにするのと,
1万円の鋏を大事に使って
次の世代にまで受け継いで行くのでは,
どちらが安上がりでしょう。
わたしはお金がないので,
いい道具をなんとか安価に入手して,
なおかつ長く持たせようとしているのです。
《翌日のエントリーへつづく》
研ぎの話
刃物屋さんが言うには,
刃物というのは切れなくなってから研ぐのではなくて,
切れるうちから研ぐことで
切れ味をキープすべきものなのだそうです。
わたしはというと,一応砥石を持っていますが
自分で刃物を研ぐことは少ないです。
自分自身研ぐのが上手いとも思いませんし,
そもそも研ぐ必要性をあまり感じないのです。
確かに芽摘み程度の作業でも,
みるみるうちに鋏の切れ味が鈍るのを感じます。
それでも作業途中で刃先の汚れを落とすだけで
明らかに切れ味が回復します。
掃除する事で汚れに覆われた刃があらわになって
切れ味が回復するのか,
あるいは研磨剤を使った汚れ落としが
研ぎと同様の効果を生んでいるのか,
理由は分かりませんが
体感的に切れ味が戻るのでそれで良しとしています。
もっともあまり道具に負担がかかる作業はしませんし,
それなりに大事に使っているというのが
研がずに済んでいる最大の理由かもしれません。
刃物というのは切れなくなってから研ぐのではなくて,
切れるうちから研ぐことで
切れ味をキープすべきものなのだそうです。
わたしはというと,一応砥石を持っていますが
自分で刃物を研ぐことは少ないです。
自分自身研ぐのが上手いとも思いませんし,
そもそも研ぐ必要性をあまり感じないのです。
確かに芽摘み程度の作業でも,
みるみるうちに鋏の切れ味が鈍るのを感じます。
それでも作業途中で刃先の汚れを落とすだけで
明らかに切れ味が回復します。
掃除する事で汚れに覆われた刃があらわになって
切れ味が回復するのか,
あるいは研磨剤を使った汚れ落としが
研ぎと同様の効果を生んでいるのか,
理由は分かりませんが
体感的に切れ味が戻るのでそれで良しとしています。
もっともあまり道具に負担がかかる作業はしませんし,
それなりに大事に使っているというのが
研がずに済んでいる最大の理由かもしれません。




