緑に癒されない日々。
花を育てれば咲かせたい。木を育てるなら立派にしたい。買うなら安く売るなら高くと人の欲は尽きなくて植物と向き合う業はかくも深い。
蓮の用土の準備開始
年が明けてからもう10日近く経ってしまいました。
ぼやぼやしていると,あっという間に春,
蓮の植替えの季節になってしまいます。
そんなわけで,この前の土日を使って蓮の土の準備をしました。
例年は夏のうちに終えている作業ですが,
段々億劫に感じてきたのに加えて
身体が夏の暑さに耐えられなくなってきたので,
「秋になったら」と先延ばししているうちに
年が明けてしまいました。
ベースになるのは,赤玉土を水で練った後に
水気を飛ばして作った土で,
こちらは夏のうちに準備しておきました。
そこに2割ほど発酵堆肥を混ぜます。

よくかき混ぜた後,塊をつぶしてさらに均等に混ぜます。

ここまで丁寧にやる理由は,
さらさらになった土を見てうっとりしたいという
ただそれだけのことです。
本当は庭の片隅に土と堆肥を積み上げて
時々上下を切り返しながら
雨風にさらしておけばいいのですが,
なかなかそのスペースが取れないのです。
ところで,蓮の栽培では土にものすごくこだわる人と,
あまりこだわらない人がいます。
ホームセンターの黒土で十分という人や
赤玉土と堆肥を練らずに混ぜただけで
育てる人がいることも事実なので,
「あまりこだわる必要はないけれど
熱意と時間がある人は好きなだけこだわってください」
というのがわたしの意見。
ホームセンターで黒土を買ってきてオシマイ,
という究極の手抜きにも興味が出てきたので,
年明け早々に黒土も買ってみました。
結果が同じなら,楽なほうがいいと思うのであります。
ぼやぼやしていると,あっという間に春,
蓮の植替えの季節になってしまいます。
そんなわけで,この前の土日を使って蓮の土の準備をしました。
例年は夏のうちに終えている作業ですが,
段々億劫に感じてきたのに加えて
身体が夏の暑さに耐えられなくなってきたので,
「秋になったら」と先延ばししているうちに
年が明けてしまいました。
ベースになるのは,赤玉土を水で練った後に
水気を飛ばして作った土で,
こちらは夏のうちに準備しておきました。
そこに2割ほど発酵堆肥を混ぜます。

よくかき混ぜた後,塊をつぶしてさらに均等に混ぜます。

ここまで丁寧にやる理由は,
さらさらになった土を見てうっとりしたいという
ただそれだけのことです。
本当は庭の片隅に土と堆肥を積み上げて
時々上下を切り返しながら
雨風にさらしておけばいいのですが,
なかなかそのスペースが取れないのです。
ところで,蓮の栽培では土にものすごくこだわる人と,
あまりこだわらない人がいます。
ホームセンターの黒土で十分という人や
赤玉土と堆肥を練らずに混ぜただけで
育てる人がいることも事実なので,
「あまりこだわる必要はないけれど
熱意と時間がある人は好きなだけこだわってください」
というのがわたしの意見。
ホームセンターで黒土を買ってきてオシマイ,
という究極の手抜きにも興味が出てきたので,
年明け早々に黒土も買ってみました。
結果が同じなら,楽なほうがいいと思うのであります。
100円ショップの土
昨日「100円ショップの園芸用品は使いものにならない」と
書きましたが,書きっぱなしというのも無責任なので,
もう少し具体的な意見を述べたいと思います。
100円ショップの園芸用土は値段の関係で
小さな袋に小分けに入っていることが多く,
持ち帰りなどには楽ですが,
ホームセンターなどで売っている大袋に比べると
かなり割高です。
一鉢二鉢程度なら小袋で十分かも知れませんが,
本気の盆栽愛好家やガーデナーの場合,
鉢数を増やしたくないと思っても,
目に付いたものはついつい買ってしまう,
買わなくても種をまく,挿す,分ける,
仲間からもらう,といった理由で,
あっという間に棚場が一杯になってしまうのです。
そうなると大袋を買ったほうが断然お得なわけで,
100円ショップの小袋の土はかえって高く付きます。
というわけで,わたしは100円ショップの用土は買いません。
書きましたが,書きっぱなしというのも無責任なので,
もう少し具体的な意見を述べたいと思います。
100円ショップの園芸用土は値段の関係で
小さな袋に小分けに入っていることが多く,
持ち帰りなどには楽ですが,
ホームセンターなどで売っている大袋に比べると
かなり割高です。
一鉢二鉢程度なら小袋で十分かも知れませんが,
本気の盆栽愛好家やガーデナーの場合,
鉢数を増やしたくないと思っても,
目に付いたものはついつい買ってしまう,
買わなくても種をまく,挿す,分ける,
仲間からもらう,といった理由で,
あっという間に棚場が一杯になってしまうのです。
そうなると大袋を買ったほうが断然お得なわけで,
100円ショップの小袋の土はかえって高く付きます。
というわけで,わたしは100円ショップの用土は買いません。
土作りは罪作り3
できの良し悪しは別にして趣味で絵を書くとか,
陶芸をするとか,それはすべて楽しみのための苦労,
苦労のための苦労であって,
第三者的な評価を前提としない世界といえるでしょう。
園芸の世界でまことしやかにささやかれる
「技」の類は,多くの場合苦労のための苦労ではないか,
そんな気がします。
蓮を栽培する人にとって,苦労して土を練り,
準備をするというのは,
茶道のような,書道のような,
ある種の儀式的な作業であり,
作法なのかもしれません。
で,ずぼらなわたしは苦労して土を練るのは止めて,
来年から簡単黒土栽培に切り替えるかというと,
それもなかなかできないのです。
わたしは軸足をあくまで盆栽に置いています。
盆栽の世界の基本用土といえば赤玉土で,
黒土を鉢の中で使うことは絶対と言っていいほどありません。
例えば短期間に太らせたり樹勢を回復させるために
一時的に畑に下ろした盆栽を再び鉢上げする場合,
根の間に入り込んだ畑土は一掃します。
そんなこんなで,
粒状で肥料分がほとんど無く,褐色の赤土はきれいな土,
それと正反対の土は汚い土ということが
わたしの頭には理屈ぬきで刷り込まれてしまっています。
反対に,ハーブや野菜を育てる人にとっては,
ふかふかで肥沃な畑土は宝物で,
赤玉土など使い物にならない土かもしれません。
こういった人間の常識の狭間で,植物は揺れています。
ジャンルという蛸壷にはまって視野狭窄に陥っているのは
学問だけではなく,園芸も同様といえるでしょう。
閉じたジャンル内の常識から少しだけ自由になれば,
植物を栽培する事はもっと楽になるかもしれせん。
最後に,タイトルの「罪作り」に大した意味はありません。
語呂がいいと思っただけ。えへへ。
陶芸をするとか,それはすべて楽しみのための苦労,
苦労のための苦労であって,
第三者的な評価を前提としない世界といえるでしょう。
園芸の世界でまことしやかにささやかれる
「技」の類は,多くの場合苦労のための苦労ではないか,
そんな気がします。
蓮を栽培する人にとって,苦労して土を練り,
準備をするというのは,
茶道のような,書道のような,
ある種の儀式的な作業であり,
作法なのかもしれません。
で,ずぼらなわたしは苦労して土を練るのは止めて,
来年から簡単黒土栽培に切り替えるかというと,
それもなかなかできないのです。
わたしは軸足をあくまで盆栽に置いています。
盆栽の世界の基本用土といえば赤玉土で,
黒土を鉢の中で使うことは絶対と言っていいほどありません。
例えば短期間に太らせたり樹勢を回復させるために
一時的に畑に下ろした盆栽を再び鉢上げする場合,
根の間に入り込んだ畑土は一掃します。
そんなこんなで,
粒状で肥料分がほとんど無く,褐色の赤土はきれいな土,
それと正反対の土は汚い土ということが
わたしの頭には理屈ぬきで刷り込まれてしまっています。
反対に,ハーブや野菜を育てる人にとっては,
ふかふかで肥沃な畑土は宝物で,
赤玉土など使い物にならない土かもしれません。
こういった人間の常識の狭間で,植物は揺れています。
ジャンルという蛸壷にはまって視野狭窄に陥っているのは
学問だけではなく,園芸も同様といえるでしょう。
閉じたジャンル内の常識から少しだけ自由になれば,
植物を栽培する事はもっと楽になるかもしれせん。
最後に,タイトルの「罪作り」に大した意味はありません。
語呂がいいと思っただけ。えへへ。
土作りは罪作り2
蓮の栽培用土といえば肥沃で重い粘土質が好適で,
一に田土,二に荒木田土というのが通説です。
が,最近ホームセンターで買った黒土を
使うという人を目にするようになりました。
「ホームセンターの黒土で十分,
用土にいろいろ工夫を凝らしたが,結局無意味。」
という意見さえあります。
こういう考えの人は,わたし結構好きです。
実は今年,
「蓮根の植付時に土に籾殻を混ぜ込むと
エチレンガスが発生して,生育がよくなる」
という情報を耳にしたので,
たまたま手元にあった籾殻を容器に入れてみました。
結果は・・・,正直入れた場合と入れない場合の違いを
実感することはできませんでした。
土やら堆肥やら腐葉土やらと,
配合に凝って苦労して土を作るのは,
要はマニア心を満足させたいのであって,
必ずしも必要なことではないのかもしれません。
≪つづく≫
一に田土,二に荒木田土というのが通説です。
が,最近ホームセンターで買った黒土を
使うという人を目にするようになりました。
「ホームセンターの黒土で十分,
用土にいろいろ工夫を凝らしたが,結局無意味。」
という意見さえあります。
こういう考えの人は,わたし結構好きです。
実は今年,
「蓮根の植付時に土に籾殻を混ぜ込むと
エチレンガスが発生して,生育がよくなる」
という情報を耳にしたので,
たまたま手元にあった籾殻を容器に入れてみました。
結果は・・・,正直入れた場合と入れない場合の違いを
実感することはできませんでした。
土やら堆肥やら腐葉土やらと,
配合に凝って苦労して土を作るのは,
要はマニア心を満足させたいのであって,
必ずしも必要なことではないのかもしれません。
≪つづく≫
土作りは罪作り1
例年は7月頃から少しづつ
来年の蓮の植え付けに使う土の準備を始めるのですが,
今年はあまりの暑さで全くやる気が起きませんでした。
土の準備といっても単にホームセンターで買った
赤玉土と発酵堆肥を練るだけで,
なぜ夏場に作業するかというと,
寒い時期に水と土をいじりたくないという
それだけの理由です。
早い時期に準備してじっくり寝かすとか
そういう立派な動機ではありません。
もちろん田んぼの土や荒木田土を使えば
練らずに済んで楽なのですが,
今の時代,田んぼの土は万人の手に入るものではないし,
荒木田土も案外売っている所が少ないので,
楽に手にはいる材料で土を準備することを
テーマとして自分に課しています。
≪つづく≫
来年の蓮の植え付けに使う土の準備を始めるのですが,
今年はあまりの暑さで全くやる気が起きませんでした。
土の準備といっても単にホームセンターで買った
赤玉土と発酵堆肥を練るだけで,
なぜ夏場に作業するかというと,
寒い時期に水と土をいじりたくないという
それだけの理由です。
早い時期に準備してじっくり寝かすとか
そういう立派な動機ではありません。
もちろん田んぼの土や荒木田土を使えば
練らずに済んで楽なのですが,
今の時代,田んぼの土は万人の手に入るものではないし,
荒木田土も案外売っている所が少ないので,
楽に手にはいる材料で土を準備することを
テーマとして自分に課しています。
≪つづく≫




