緑に癒されない日々。
花を育てれば咲かせたい。木を育てるなら立派にしたい。買うなら安く売るなら高くと人の欲は尽きなくて植物と向き合う業はかくも深い。
盆栽展の「賞」の話は何度でも書こうと思います。
その昔,父親の知人が
とある盆栽展に盆栽を出したところ,
授賞の打診があったそうです。
しかし,その人は「表彰式に出るのが面倒」
という理由で賞を辞退しました。
その人が取るはずだった賞は別の人へ。
著名愛好家が賞を取ることになっている
メジャーな盆栽展は別にして,
地方の小さな盆栽展の賞は大抵
そのようなものではないでしょうか。
盆栽展を見る機会があったら,
「賞を取っているから素晴らしいのだろう」とか,
「賞を取っているからには何かが他と違うのだろう」
ということは考えずに,
無心に木を見て
自分なりの評価を下せば良いのです。
でも,会場で批評を口にするのは少々危険。
持ち主が後ろで聞いていた,
などということがあるかもしれません。
大金を積んで買ったものではなく,
愛好家が自ら丹精した盆栽は,
端目にはひどい木であっても
本人のとっては文字通り
お金で買えない価値があるでしょうし,
あるいは大切な人の形見かも知れません。
だからほめ言葉は大声で,
批判はささやき声で。
以上,金に物を言わせて賞を取る愛好家や
そこにすり寄る業者の実態は暴いても,
弱い者イジメはしないという
わたしのマニフェストでした。
とある盆栽展に盆栽を出したところ,
授賞の打診があったそうです。
しかし,その人は「表彰式に出るのが面倒」
という理由で賞を辞退しました。
その人が取るはずだった賞は別の人へ。
著名愛好家が賞を取ることになっている
メジャーな盆栽展は別にして,
地方の小さな盆栽展の賞は大抵
そのようなものではないでしょうか。
盆栽展を見る機会があったら,
「賞を取っているから素晴らしいのだろう」とか,
「賞を取っているからには何かが他と違うのだろう」
ということは考えずに,
無心に木を見て
自分なりの評価を下せば良いのです。
でも,会場で批評を口にするのは少々危険。
持ち主が後ろで聞いていた,
などということがあるかもしれません。
大金を積んで買ったものではなく,
愛好家が自ら丹精した盆栽は,
端目にはひどい木であっても
本人のとっては文字通り
お金で買えない価値があるでしょうし,
あるいは大切な人の形見かも知れません。
だからほめ言葉は大声で,
批判はささやき声で。
以上,金に物を言わせて賞を取る愛好家や
そこにすり寄る業者の実態は暴いても,
弱い者イジメはしないという
わたしのマニフェストでした。
タグ : 盆栽
皐月の賞の話・その2
《前日のエントリーからのつづき》
皐月はバラなどの園芸植物と同様に,
品種が大事な世界です。そのため,
「品種に対して賞を出す(特定の品種に賞を取らせる)」
ということがあるのだそうです。
それが「品種の偏りが出ないように」という意味だったのか,
あるいは「新品種には賞を取らせる」という意味だったのか,
今となっては良く思い出せませんが,
とにかく木自体の評価とは関係ないところで
賞が決まる場合があるのは事実のようです。
すべての展示会でそういうことが行われているかは
分かりませんが,若くて貧弱な皐月が
展示会で賞を取っていたら,
品種に対して賞が出ている可能性もあります。
皐月はバラなどの園芸植物と同様に,
品種が大事な世界です。そのため,
「品種に対して賞を出す(特定の品種に賞を取らせる)」
ということがあるのだそうです。
それが「品種の偏りが出ないように」という意味だったのか,
あるいは「新品種には賞を取らせる」という意味だったのか,
今となっては良く思い出せませんが,
とにかく木自体の評価とは関係ないところで
賞が決まる場合があるのは事実のようです。
すべての展示会でそういうことが行われているかは
分かりませんが,若くて貧弱な皐月が
展示会で賞を取っていたら,
品種に対して賞が出ている可能性もあります。
緑風盆栽展
「時期が悪くて盛り上がらない」と評判の緑風盆栽展に
性懲りもなく今年も行ってきました。
今年は昨年,一昨年のように
吉田茂元首相遺愛の名木が飾られるわけではありません。
取りたてて行きたかったわけでも無く,
しかも開催期間中に立て続けに用事が出来て
今年は行けないだろうと思っていたのですが,
展示最終日に突然ヒマになったので
足を運んでみました。
会場の上野グリーンクラブに着いたら,
入り口付近が車で埋まっていました。
会場内も,何となくあわただしい雰囲気です。
良く考えたら,最終日は展示物と売店の搬出があるので,
業者さんがみなソワソワしているのです。
中には閉館の1時間以上前から既に
展示品の搬出をしている業者もいました。
その様子を見ていた別の業者らしき人が
「あれはないだろう・・・まだ見ているお客さんがいるのに・・・」
わたし自身は,それほど気にしませんが,
(展示会に出る木は大体どれも似たり寄ったりで,
一本無くなってもどうということはない。)
確かにお金を取って見せている展示会なのに,
終了前に展示物を運び出すというのは
ちょっと問題ではないかと思います。
美術展ではあり得ない話です。
何となく落ち着かない雰囲気の会場を後にして,
外の売店を覗いてみましたが,
こちらでは皆さんもっと盛大に搬出の準備をしていて,
落ち着いて品定めをする雰囲気ではありませんでした。
鉢で気になる物が幾つかあったのですが,
結局何も買わずに帰途に着きました。
教訓:盆栽展と即売会に行くなら,最終日午後は避けるべし。
性懲りもなく今年も行ってきました。
今年は昨年,一昨年のように
吉田茂元首相遺愛の名木が飾られるわけではありません。
取りたてて行きたかったわけでも無く,
しかも開催期間中に立て続けに用事が出来て
今年は行けないだろうと思っていたのですが,
展示最終日に突然ヒマになったので
足を運んでみました。
会場の上野グリーンクラブに着いたら,
入り口付近が車で埋まっていました。
会場内も,何となくあわただしい雰囲気です。
良く考えたら,最終日は展示物と売店の搬出があるので,
業者さんがみなソワソワしているのです。
中には閉館の1時間以上前から既に
展示品の搬出をしている業者もいました。
その様子を見ていた別の業者らしき人が
「あれはないだろう・・・まだ見ているお客さんがいるのに・・・」
わたし自身は,それほど気にしませんが,
(展示会に出る木は大体どれも似たり寄ったりで,
一本無くなってもどうということはない。)
確かにお金を取って見せている展示会なのに,
終了前に展示物を運び出すというのは
ちょっと問題ではないかと思います。
美術展ではあり得ない話です。
何となく落ち着かない雰囲気の会場を後にして,
外の売店を覗いてみましたが,
こちらでは皆さんもっと盛大に搬出の準備をしていて,
落ち着いて品定めをする雰囲気ではありませんでした。
鉢で気になる物が幾つかあったのですが,
結局何も買わずに帰途に着きました。
教訓:盆栽展と即売会に行くなら,最終日午後は避けるべし。
タグ : 盆栽
盆栽展の姿
「盆栽」をキーワードにブログを検索する事が
日課のようになっています。
ある事柄に対する世間のリアルタイムの反応を知るには,
ブログを読むのが有効だと思うからです。
自分が盆栽に対する世間の反応を知りたいと
思うようになったきっかけについては,
下手に書き始めると収拾がつかなくなるので今は触れません。
しかし,それこそはそもそも自分がブログを始めようと思った
きっかけでもあるので,いつかまとめて書き上げるつもりです。
さて,「盆栽」をキーワードにブログを検索しても,
特にためになる情報が得られるわけではありません。
それでも,ごくごくたまに,目を引くエントリーを見つけます。
先日も,こんなブログを見つけました。
100年メダカ 〜新種メダカの作出記〜
http://medakanoya.exblog.jp/7782598/
この方はさつきや盆栽の展示会に30年かかわり,
裏の世界に触れ,虚しくなってしまったのだそうです。
こうしてまともな神経の人は,盆栽界の中央に嫌気がさして
去っていってしまうのです。
わたしが盆栽界がひどいというのも,
あながち被害妄想ではないということが
分かっていただけるのではないでしょうか。
日課のようになっています。
ある事柄に対する世間のリアルタイムの反応を知るには,
ブログを読むのが有効だと思うからです。
自分が盆栽に対する世間の反応を知りたいと
思うようになったきっかけについては,
下手に書き始めると収拾がつかなくなるので今は触れません。
しかし,それこそはそもそも自分がブログを始めようと思った
きっかけでもあるので,いつかまとめて書き上げるつもりです。
さて,「盆栽」をキーワードにブログを検索しても,
特にためになる情報が得られるわけではありません。
それでも,ごくごくたまに,目を引くエントリーを見つけます。
先日も,こんなブログを見つけました。
100年メダカ 〜新種メダカの作出記〜
http://medakanoya.exblog.jp/7782598/
この方はさつきや盆栽の展示会に30年かかわり,
裏の世界に触れ,虚しくなってしまったのだそうです。
こうしてまともな神経の人は,盆栽界の中央に嫌気がさして
去っていってしまうのです。
わたしが盆栽界がひどいというのも,
あながち被害妄想ではないということが
分かっていただけるのではないでしょうか。




