緑に癒されない日々。
花を育てれば咲かせたい。木を育てるなら立派にしたい。買うなら安く売るなら高くと人の欲は尽きなくて植物と向き合う業はかくも深い。
鉢で散財・一陶園
前回掲載から少し間が空いてしまいましたが,
これもリサイクルショップで10鉢3800円で買った内の1つ。
購入の経緯は10月27日のエントリーを参照のこと。
値段は600円でした。


落款:一陶園。盆栽屋で買えば1000円といったところでしょうか。
600円なら一応掘り出し物の部類に入るでしょう。
これもリサイクルショップで10鉢3800円で買った内の1つ。
購入の経緯は10月27日のエントリーを参照のこと。
値段は600円でした。


落款:一陶園。盆栽屋で買えば1000円といったところでしょうか。
600円なら一応掘り出し物の部類に入るでしょう。
タグ : 盆栽
宮様楓の種
たまには盆栽を載せないと,
これが盆栽のブログだったことを忘れそうです。
親戚からもらったミヤサマカエデの盆栽です。
とはいえ,まともに剪定しておらず化粧鉢にも入れていない
このミヤサマカエデを「盆栽」と呼んでいいものか
少々疑問が残ります。

実はこの木は観賞用ではなく,完全に種取り用と割り切っています。

3年ほど前,この木から取った種をまいたら良く発芽したのですが,
色気を出して一昨年,去年とまいたら全く発芽しませんでした。
ケヤキ,アカシデなども,去年まいたものは
ゼロに近い発芽率でした。
思い当たる理由はひとつ,春になってからいきなり土にまいたから。
盆栽を興味を持ち始めた当初はすぐにまきたくて
集めた種を秋に取りまきしたので,外で冬の寒さにあたったのが
良かったのでしょう。
それが段々手を抜くようになって,暖かくなってから
「適当にやったって芽くらい出るだんべ」と
いい加減にやったのがいけなかったようです。
今年はちゃんと水に浸けて冬のうちにまこうと思います。
これが盆栽のブログだったことを忘れそうです。
親戚からもらったミヤサマカエデの盆栽です。
とはいえ,まともに剪定しておらず化粧鉢にも入れていない
このミヤサマカエデを「盆栽」と呼んでいいものか
少々疑問が残ります。

実はこの木は観賞用ではなく,完全に種取り用と割り切っています。

3年ほど前,この木から取った種をまいたら良く発芽したのですが,
色気を出して一昨年,去年とまいたら全く発芽しませんでした。
ケヤキ,アカシデなども,去年まいたものは
ゼロに近い発芽率でした。
思い当たる理由はひとつ,春になってからいきなり土にまいたから。
盆栽を興味を持ち始めた当初はすぐにまきたくて
集めた種を秋に取りまきしたので,外で冬の寒さにあたったのが
良かったのでしょう。
それが段々手を抜くようになって,暖かくなってから
「適当にやったって芽くらい出るだんべ」と
いい加減にやったのがいけなかったようです。
今年はちゃんと水に浸けて冬のうちにまこうと思います。
種ケース
盆栽好きといってもわたしの場合,
完成した木を買うことはほとんどありません。
庭に生えた苗を引っこ抜いてきて育てたり,拾った種をまいたりと,
木自体にお金をかけることはしないで楽しんでいます。
種というのは拾ってすぐまければいいのですが,
なかなかそうもいかないので,
拾った後まくまでの間の保管容器が必要になります。
少し前なら写真のフィルムケースが必ず家のどこかに
転がっていましたが,気が付くと写真=デジタルになり,
フィルムケースを目にする機会も減りました。
というわけで今では植物の種用のケースを買って使っています。
現在愛用しているのは,リングスターの「だるまくん」という製品で,
円筒形のケースが縦に5個つながった形をしています。

大小2つのサイズがあるようで,最初は小さい方を買ってみたのですが
あっという間に足りなくなり,結局大きい方も買うことになりました。

この手のケースを買うなら,だるまくんでなくても
100円ショップで使える物が見つかるはずです。
「100円ショップの園芸用品は使いものにならない」
というのがわたしの持論ですが,園芸用品以外のものは
よく買います。
種のケースとして使いやすいのはピルケースだと思いますが,
ひっくり返して中身を出すことを考えると,
間仕切り毎にフタが独立しているものがいいでしょう。
完成した木を買うことはほとんどありません。
庭に生えた苗を引っこ抜いてきて育てたり,拾った種をまいたりと,
木自体にお金をかけることはしないで楽しんでいます。
種というのは拾ってすぐまければいいのですが,
なかなかそうもいかないので,
拾った後まくまでの間の保管容器が必要になります。
少し前なら写真のフィルムケースが必ず家のどこかに
転がっていましたが,気が付くと写真=デジタルになり,
フィルムケースを目にする機会も減りました。
というわけで今では植物の種用のケースを買って使っています。
現在愛用しているのは,リングスターの「だるまくん」という製品で,
円筒形のケースが縦に5個つながった形をしています。

大小2つのサイズがあるようで,最初は小さい方を買ってみたのですが
あっという間に足りなくなり,結局大きい方も買うことになりました。

この手のケースを買うなら,だるまくんでなくても
100円ショップで使える物が見つかるはずです。
「100円ショップの園芸用品は使いものにならない」
というのがわたしの持論ですが,園芸用品以外のものは
よく買います。
種のケースとして使いやすいのはピルケースだと思いますが,
ひっくり返して中身を出すことを考えると,
間仕切り毎にフタが独立しているものがいいでしょう。
江戸東京博物館
特別展「文豪・夏目漱石」 について書いたついでに,
会場になった江戸東京博物館についても触れておこう。
この博物館を訪れると,
大型観光バスにも対応できる巨大な車寄せと,
天に向かって昇るかのごとく聳え立つ長大なエスカレーターに
度肝を抜かれる。
ここは鈴木俊一元都知事の旗振りで誕生した,
文字通りの「バブルの遺産」なのである。
当初は小規模の個性的な美術館を複数整備する予定が,
都知事の「世界に誇れる博物館を」との鶴の一声で
あれができたのだそうだ。
あれが果たして世界に誇れるミュージアムなのか,
パリのルーブル美術館,ニューヨークのMOMA,
ウィーンの美術史美術館あたりと
じっくり比較して欲しいものだ。
会場になった江戸東京博物館についても触れておこう。
この博物館を訪れると,
大型観光バスにも対応できる巨大な車寄せと,
天に向かって昇るかのごとく聳え立つ長大なエスカレーターに
度肝を抜かれる。
ここは鈴木俊一元都知事の旗振りで誕生した,
文字通りの「バブルの遺産」なのである。
当初は小規模の個性的な美術館を複数整備する予定が,
都知事の「世界に誇れる博物館を」との鶴の一声で
あれができたのだそうだ。
あれが果たして世界に誇れるミュージアムなのか,
パリのルーブル美術館,ニューヨークのMOMA,
ウィーンの美術史美術館あたりと
じっくり比較して欲しいものだ。
テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術
特別展「文豪・夏目漱石」 その2
《前日のエントリーからのつづき》
漱石があつめた芸術関連の資料から察するに,
彼はアカデミーの画家よりも反アカデミーのラファエロ前派に
親近感を持っていたようだ。
いつの世も英文学とラファエロ前派はセットになっているらしい。
どこぞの大学の英文学の先生がラファエロ前派の画集の解説を
書いていた記憶がある。
ちなみにわたしはというとラファエロ前派よりラファエロが好きだし,
印象派よりフランス・アカデミーの画家が好きである。
ブグロー,カバネルあたりは最高だ。
以前,東京国立博物館の特別展「世紀の祭典―万国博覧会の美術」を
見に行った時は展示品の中に思いがけずカバネルの《ヴィーナス誕生》
を見つけ,「これ一枚で元を取った」と思ったものだ。
先に名前を挙げたアカデミーの画家たちは,一言で言うと,
精神性や芸術性のかけらも感じられない内容空疎な絵画を
渾身の技術で描き上げ,
市民社会の世俗的な趣味ゆえに評価され,
大家の地位を欲しいままにした芸術家である。
彼らの描く女性は,卑俗的な男性の視点から見て非常に美しい。
誰がなんと言おうと,ルノアールの女性像より美しい。
そしてその美しさは徹底的に表面的である。
だからわたしはその俗悪さ,卑俗さ,滑稽さゆえに彼らを愛するのだ。
19世紀のフランス・アカデミーの大家の地位を
現代の日本で占めている画家というと,
平山郁夫,東山魁夷,加山又造あたりだろうか。
しかし,わたしは彼らの作品を見ても何の感興も覚えない。
なぜならそこには渾身の技術はもとより
もっとも表面的な美しさすら存在しないからである。
漱石があつめた芸術関連の資料から察するに,
彼はアカデミーの画家よりも反アカデミーのラファエロ前派に
親近感を持っていたようだ。
いつの世も英文学とラファエロ前派はセットになっているらしい。
どこぞの大学の英文学の先生がラファエロ前派の画集の解説を
書いていた記憶がある。
ちなみにわたしはというとラファエロ前派よりラファエロが好きだし,
印象派よりフランス・アカデミーの画家が好きである。
ブグロー,カバネルあたりは最高だ。
以前,東京国立博物館の特別展「世紀の祭典―万国博覧会の美術」を
見に行った時は展示品の中に思いがけずカバネルの《ヴィーナス誕生》
を見つけ,「これ一枚で元を取った」と思ったものだ。
先に名前を挙げたアカデミーの画家たちは,一言で言うと,
精神性や芸術性のかけらも感じられない内容空疎な絵画を
渾身の技術で描き上げ,
市民社会の世俗的な趣味ゆえに評価され,
大家の地位を欲しいままにした芸術家である。
彼らの描く女性は,卑俗的な男性の視点から見て非常に美しい。
誰がなんと言おうと,ルノアールの女性像より美しい。
そしてその美しさは徹底的に表面的である。
だからわたしはその俗悪さ,卑俗さ,滑稽さゆえに彼らを愛するのだ。
19世紀のフランス・アカデミーの大家の地位を
現代の日本で占めている画家というと,
平山郁夫,東山魁夷,加山又造あたりだろうか。
しかし,わたしは彼らの作品を見ても何の感興も覚えない。
なぜならそこには渾身の技術はもとより
もっとも表面的な美しさすら存在しないからである。
特別展「文豪・夏目漱石」 その1
先週,江戸東京博物館で開催の
特別展「文豪・夏目漱石―そのこころとまなざし―」を見にいった。
美術館・博物館の展覧会というと,とにかく高齢の観覧者が多い。
盆栽は老人の趣味と言われるが,
観覧者の平均年齢からすると美術館巡りも
老人の趣味に入れて良さそうだ。
夏目漱石展も際立って高齢の観覧者が多かったが,
他の展覧会に比して特に男性が多いように見受けられた。
高齢の男性は漱石に対して何か特別な思い入れがあるのだろうか。
観覧者の多くが漱石の手書きのメモや草稿といった展示物を
食い入るように見つめていたが,あれは
好きな芸能人のサインを見るような感覚なのかもしれない。
わたしは漱石に特別な思い入れがあるわけではなく,
正直全く興味を引かれなかった。
それよりも漱石がイギリス留学時代に買い集めた文献や
芸術系の雑誌,漱石自身が気に入ってスクラップした
広告のイラストなどの図像の方が余程面白いと思ったのだが
そういった物は全く不人気で,
おかげでじっくり見られたのは良かった。
《翌日のエントリーにつづく》
特別展「文豪・夏目漱石―そのこころとまなざし―」を見にいった。
美術館・博物館の展覧会というと,とにかく高齢の観覧者が多い。
盆栽は老人の趣味と言われるが,
観覧者の平均年齢からすると美術館巡りも
老人の趣味に入れて良さそうだ。
夏目漱石展も際立って高齢の観覧者が多かったが,
他の展覧会に比して特に男性が多いように見受けられた。
高齢の男性は漱石に対して何か特別な思い入れがあるのだろうか。
観覧者の多くが漱石の手書きのメモや草稿といった展示物を
食い入るように見つめていたが,あれは
好きな芸能人のサインを見るような感覚なのかもしれない。
わたしは漱石に特別な思い入れがあるわけではなく,
正直全く興味を引かれなかった。
それよりも漱石がイギリス留学時代に買い集めた文献や
芸術系の雑誌,漱石自身が気に入ってスクラップした
広告のイラストなどの図像の方が余程面白いと思ったのだが
そういった物は全く不人気で,
おかげでじっくり見られたのは良かった。
《翌日のエントリーにつづく》
テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術
盆栽道具としてのライターその2
《前日のエントリーからのつづき》
100円ショップで一度懲りているため
触媒がフィラメントの物はすぐに候補から外したので,
選ぶのに苦労はしなかった。
が,選ぶのは簡単でも買う買わないでかなり迷ってしまった。
11月下旬となれば,家の中ならともかく,外で蚊に襲われることは
ほとんどないだろう。だから今すぐに必要な物ではない。
それでもやがて欲しくなるのは明白だ。
というわけで598円のターボライターをお買い上げ。
大小の円柱を平行に並べたようなデザインで,
小さい円柱の上部についたボタンを押すと燃焼口のふたが開き,
同時に点火が行われる。

燃焼口にフィラメントなし。

598円と言う値段はターボライターとしては決して高くない値段である。
果たしてどこまで使いものになるのか,
答えは来年の夏まで待たねばなるまい。
クリックしてYahoo!ショッピングでターボライターを探す
クリックして楽天市場でターボライターを探す
100円ショップで一度懲りているため
触媒がフィラメントの物はすぐに候補から外したので,
選ぶのに苦労はしなかった。
が,選ぶのは簡単でも買う買わないでかなり迷ってしまった。
11月下旬となれば,家の中ならともかく,外で蚊に襲われることは
ほとんどないだろう。だから今すぐに必要な物ではない。
それでもやがて欲しくなるのは明白だ。
というわけで598円のターボライターをお買い上げ。
大小の円柱を平行に並べたようなデザインで,
小さい円柱の上部についたボタンを押すと燃焼口のふたが開き,
同時に点火が行われる。

燃焼口にフィラメントなし。

598円と言う値段はターボライターとしては決して高くない値段である。
果たしてどこまで使いものになるのか,
答えは来年の夏まで待たねばなるまい。
盆栽道具としてのライターその1
わたしはタバコを吸わない。
あるいは「吸えない」と言った方が正確かもしれない。
タバコの煙を吸うと,頭痛がしてくるからである。
しかし日々の生活にライターは欠かせない。
蚊取り線香に火を付けなければならないからである。
室内では液体式の電気蚊取りを使うが,
屋外ではもっぱら蚊取り線香だ。
しかし普通のライターは風に弱く,
野外では意外と点火に苦労することが多い。
風の中でも確実に火を点けたいなら,ターボライターがオススメだ。
ターボライターとは燃焼ガスの圧力を利用して,
ガスと空気の混合気を燃焼室に強制的に送り込んで
炎を燃やすライターのことで,火の勢いが強く,
風にあおられても消えにくいのだ。
100円ショップにもターボライターが並ぶ時代になったので
一つ買って見たが,さすが100円ショップ,
触媒のフィラメントがすぐに切れてしまった。
使えることは使えるのだが,以前ほどの火力は出ず,
もう少しちゃんとしたものを探していたのだが,
先日,別の用事で訪れたホームセンターのレジ近くに
598円で数種類のターボライターが並んでいるのを見つけた。
《翌日につづく》
あるいは「吸えない」と言った方が正確かもしれない。
タバコの煙を吸うと,頭痛がしてくるからである。
しかし日々の生活にライターは欠かせない。
蚊取り線香に火を付けなければならないからである。
室内では液体式の電気蚊取りを使うが,
屋外ではもっぱら蚊取り線香だ。
しかし普通のライターは風に弱く,
野外では意外と点火に苦労することが多い。
風の中でも確実に火を点けたいなら,ターボライターがオススメだ。
ターボライターとは燃焼ガスの圧力を利用して,
ガスと空気の混合気を燃焼室に強制的に送り込んで
炎を燃やすライターのことで,火の勢いが強く,
風にあおられても消えにくいのだ。
100円ショップにもターボライターが並ぶ時代になったので
一つ買って見たが,さすが100円ショップ,
触媒のフィラメントがすぐに切れてしまった。
使えることは使えるのだが,以前ほどの火力は出ず,
もう少しちゃんとしたものを探していたのだが,
先日,別の用事で訪れたホームセンターのレジ近くに
598円で数種類のターボライターが並んでいるのを見つけた。
《翌日につづく》
美の壺
『美の壺』とは,NHK教育テレビの番組のことである。
「くらしの中の美」をテーマに古伊万里や盆栽,
アールヌーボーの器など人の暮らしを彩ってきた美のアイテムを取り上げ,
それぞれのアイテムの選び方・鑑賞法を
いくつかの「ツボ」に絞ってわかりやすく解説する,
「美術の鑑賞マニュアル」だそうだ。
昨年の第2回放送の盆栽の回があまりにもひどかったので,
その後はほとんど見ていない。
先週,苔が取り上げられるということを聞いたので
ビデオに録画して後日見たのだが,やっぱりひどかった。
何がどうひどいのか。それを説明するのは難しい。
しかし,この番組に関する1つの事実がある。
以前わたしの知り合いが,
あるテーマに関してこの番組の取材を受けた。
その人はテーマとなった物の真実について,包み隠さず誠実に語ったそうだ。
そうしてその人は,その誠実さゆえに,
製作者が意図したとおりに番組を体良くまとめて
視聴者が何かを学んだような気にさせるには
不都合な真実を語り過ぎた。
その人の語った内容は,一切放送されることはなく,
真実は大多数の人々の目に届くことなく闇の底へと沈んで行った。
そのことでNHKを責めようという気はない。
30分間テレビの前に座って画面を眺めるだけで,
美を読み解く術が身に付くなどと考える方が愚かなのだ。
学びの基本は,足を運び,この目で見,手で触れ,
時に高い授業料を払うこと。それに尽きると思う。
「くらしの中の美」をテーマに古伊万里や盆栽,
アールヌーボーの器など人の暮らしを彩ってきた美のアイテムを取り上げ,
それぞれのアイテムの選び方・鑑賞法を
いくつかの「ツボ」に絞ってわかりやすく解説する,
「美術の鑑賞マニュアル」だそうだ。
昨年の第2回放送の盆栽の回があまりにもひどかったので,
その後はほとんど見ていない。
先週,苔が取り上げられるということを聞いたので
ビデオに録画して後日見たのだが,やっぱりひどかった。
何がどうひどいのか。それを説明するのは難しい。
しかし,この番組に関する1つの事実がある。
以前わたしの知り合いが,
あるテーマに関してこの番組の取材を受けた。
その人はテーマとなった物の真実について,包み隠さず誠実に語ったそうだ。
そうしてその人は,その誠実さゆえに,
製作者が意図したとおりに番組を体良くまとめて
視聴者が何かを学んだような気にさせるには
不都合な真実を語り過ぎた。
その人の語った内容は,一切放送されることはなく,
真実は大多数の人々の目に届くことなく闇の底へと沈んで行った。
そのことでNHKを責めようという気はない。
30分間テレビの前に座って画面を眺めるだけで,
美を読み解く術が身に付くなどと考える方が愚かなのだ。
学びの基本は,足を運び,この目で見,手で触れ,
時に高い授業料を払うこと。それに尽きると思う。
テーマ : 和風、和物、日本の伝統 - ジャンル : 趣味・実用
モンキー・パンチ原画展
先日,さいたま市北区盆栽町に脚を運んだ。
といっても目当ては盆栽村ではなく,同町内にある漫画会館で開催中の
『モンキー・パンチ原画展(〜11月25日)』である。
わたしは特にアニメ好きでもマンガ好きでもないのだが,
『ルパン三世』と『機動戦士ガンダム』(ただしファースト限定)は
別格なのだ。
展示の中で印象に残ったのは,
「銭形警部はかなりのキレ者に描いたつもりだが,
テレビアニメでは単なる狂言回しのバカになってしまった。」
とのモンキー・パンチ氏の言葉である。
アニメ版『ルパン三世』は原作者の手を離れて
すっかり一人歩きを始めてしまったようだ。
ちなみに,さいたま市立漫画会館とは
「日本近代漫画の創始者「北澤楽天」の偉業を記念し、北澤楽天の旧宅を改築した会館。政治風刺から家庭漫画まで多彩な楽天の資料を始め広く漫画文化の普及を目指した全国でもめずらしい公立の漫画専門館です。」
(さいたま観光コンベンションビューロー公式サイトから引用。
といっても目当ては盆栽村ではなく,同町内にある漫画会館で開催中の
『モンキー・パンチ原画展(〜11月25日)』である。
わたしは特にアニメ好きでもマンガ好きでもないのだが,
『ルパン三世』と『機動戦士ガンダム』(ただしファースト限定)は
別格なのだ。
展示の中で印象に残ったのは,
「銭形警部はかなりのキレ者に描いたつもりだが,
テレビアニメでは単なる狂言回しのバカになってしまった。」
とのモンキー・パンチ氏の言葉である。
アニメ版『ルパン三世』は原作者の手を離れて
すっかり一人歩きを始めてしまったようだ。
ちなみに,さいたま市立漫画会館とは
「日本近代漫画の創始者「北澤楽天」の偉業を記念し、北澤楽天の旧宅を改築した会館。政治風刺から家庭漫画まで多彩な楽天の資料を始め広く漫画文化の普及を目指した全国でもめずらしい公立の漫画専門館です。」
(さいたま観光コンベンションビューロー公式サイトから引用。
タグ : ルパン三世
ついに購入
《前日のエントリーからのつづき》
ユニクロのアイテムは慌てて定価で買わなくても,
しばらく待っていれば期間限定でディスカウントになることが多い。
御多分に漏れず,4990円のプレミアムデニムジーンズも
ある週末2990円に下がった。
3990円のジーンズより安いなら
買っても損はなかろうと思い,ユニクロに脚を運んだ。
(この週末も期間限定で2990円に下がっているが,
わたしが購入したのはもっと前である。
案外売れていないのだろうか?)
実は以前から3990円でユーズド加工を施していないモデルの
色味が気に入っており,少々迷ってしまった。
が,いざとなったら両方大人買いすれば良いと腹をくくって,
プレミアムデニムのレギュラーストレートのモデルを
2990円で購入した。

生地の特徴で「ヨレ」が見られる。

これが噂のセルビッジ=赤耳。
ロールアップしてここを見せびらかそうと思ったので,
丈はかなり長めに上げた。
ブランドのロゴをひけらかすようで少々痛い着方と内心思うが,
たまにはそんなこともしてみたい。
わたしに色落ちしたデニムはまず似合わないので,
濃色のままキレイ系のコーディネートで履こうと思う。
洗わないで青く保つことと清潔に保つことを両立させるには,
汚さないのが一番だ。
というわけで,デニムを履くのは秋冬に限って,
肌に直接触れないよう“ももひき”の上から履くことを
真剣に考えている。
ユニクロのアイテムは慌てて定価で買わなくても,
しばらく待っていれば期間限定でディスカウントになることが多い。
御多分に漏れず,4990円のプレミアムデニムジーンズも
ある週末2990円に下がった。
3990円のジーンズより安いなら
買っても損はなかろうと思い,ユニクロに脚を運んだ。
(この週末も期間限定で2990円に下がっているが,
わたしが購入したのはもっと前である。
案外売れていないのだろうか?)
実は以前から3990円でユーズド加工を施していないモデルの
色味が気に入っており,少々迷ってしまった。
が,いざとなったら両方大人買いすれば良いと腹をくくって,
プレミアムデニムのレギュラーストレートのモデルを
2990円で購入した。

生地の特徴で「ヨレ」が見られる。

これが噂のセルビッジ=赤耳。
ロールアップしてここを見せびらかそうと思ったので,
丈はかなり長めに上げた。
ブランドのロゴをひけらかすようで少々痛い着方と内心思うが,
たまにはそんなこともしてみたい。
わたしに色落ちしたデニムはまず似合わないので,
濃色のままキレイ系のコーディネートで履こうと思う。
洗わないで青く保つことと清潔に保つことを両立させるには,
汚さないのが一番だ。
というわけで,デニムを履くのは秋冬に限って,
肌に直接触れないよう“ももひき”の上から履くことを
真剣に考えている。
テーマ : ユニクロ - ジャンル : ファッション・ブランド
セルビッジ
《前日のエントリーのつづき》
ユニクロのプレミアムデニムジーンズの
最大の特徴といってもよいのは,
シャトル織機で織り上げたセルビッジ(赤耳)デニムである。
シャトル織機というのは簡単に言うと古い時代の織機の1つで,
昔はこれで29インチ幅のデニム生地を織っていた。
この生地を効率よく裁断してジーンズを作ると,
ちょうどアウトシーム(外側の縫い目)のところに
生地の端が来る。
コーン・ミルズ社(*)がリーバイス向けに
製造していた生地の端には赤い糸が使われていたため,
古いリーバイスを裾を折り返すと,
生地の端部分に赤い糸が見えるのだ。
この部分をセルビッジ(selvage)=赤耳と呼ぶ。
ちなみにこのセルビッジ,
もともとはセルフエッジ(self-edge)と呼ばれていたそうだ。
その後,生地生産の効率を上げるために原反の幅は広くなり,
リーバイスのジーンズからセルビッジが消えた。
そういうわけで赤耳はヴィンテージジーンズの特徴の1つなのだが,
今はヴィンテージジーンズの特徴を再現したレプリカジーンズも
多く発売されている。
多くの人はヴィンテージとかレプリカといった世界とは無縁の
ジーンズライフを送っていると思うが,そういう人も,
赤耳なんて意味がわからないと毛嫌いせず,
赤耳だからエライと短絡的に信じるのでもなく,
赤耳=古い織機で織った生地=効率優先で織った生地とは風合いが違う
と解釈すれば,価値の本質を見失うことはないように思う。
(最近エドウィンが幅広の原反に赤い糸を織り込んで
なんちゃってセルビッジを作る技術を開発したと聞いたが
本当だろうか?)
《つづく》
------------------------------------
(*)
念のためコーン・ミルズなる会社について調べて見た。
現在の正式社名はコーン・デニム(CONE DENIM)というらしい。
公式サイト:http://dev.conedenim.com/
投資関連会社のものと思われるサイトに,
コーン・デニム社の詳細な社史が載っていた。
英語なのでまともに読む気はしないが,
一時解雇や破産といった単語が散見されるので,
ここ数年の業績はかなり悪いようだ。
FundingUniverseによる社史
以前,朝日新聞が連載していたデニムの特集記事によると,
一時大量生産に流れたアメリカのデニムメーカーも
高級デニムの流行を受けて高級品を作ろうとしたが,
その時はもう肝心の織機もノウハウも日本に渡っていたそうだ。
ユニクロのプレミアムデニムジーンズの
最大の特徴といってもよいのは,
シャトル織機で織り上げたセルビッジ(赤耳)デニムである。
シャトル織機というのは簡単に言うと古い時代の織機の1つで,
昔はこれで29インチ幅のデニム生地を織っていた。
この生地を効率よく裁断してジーンズを作ると,
ちょうどアウトシーム(外側の縫い目)のところに
生地の端が来る。
コーン・ミルズ社(*)がリーバイス向けに
製造していた生地の端には赤い糸が使われていたため,
古いリーバイスを裾を折り返すと,
生地の端部分に赤い糸が見えるのだ。
この部分をセルビッジ(selvage)=赤耳と呼ぶ。
ちなみにこのセルビッジ,
もともとはセルフエッジ(self-edge)と呼ばれていたそうだ。
その後,生地生産の効率を上げるために原反の幅は広くなり,
リーバイスのジーンズからセルビッジが消えた。
そういうわけで赤耳はヴィンテージジーンズの特徴の1つなのだが,
今はヴィンテージジーンズの特徴を再現したレプリカジーンズも
多く発売されている。
多くの人はヴィンテージとかレプリカといった世界とは無縁の
ジーンズライフを送っていると思うが,そういう人も,
赤耳なんて意味がわからないと毛嫌いせず,
赤耳だからエライと短絡的に信じるのでもなく,
赤耳=古い織機で織った生地=効率優先で織った生地とは風合いが違う
と解釈すれば,価値の本質を見失うことはないように思う。
(最近エドウィンが幅広の原反に赤い糸を織り込んで
なんちゃってセルビッジを作る技術を開発したと聞いたが
本当だろうか?)
《つづく》
------------------------------------
(*)
念のためコーン・ミルズなる会社について調べて見た。
現在の正式社名はコーン・デニム(CONE DENIM)というらしい。
公式サイト:http://dev.conedenim.com/
投資関連会社のものと思われるサイトに,
コーン・デニム社の詳細な社史が載っていた。
英語なのでまともに読む気はしないが,
一時解雇や破産といった単語が散見されるので,
ここ数年の業績はかなり悪いようだ。
FundingUniverseによる社史
以前,朝日新聞が連載していたデニムの特集記事によると,
一時大量生産に流れたアメリカのデニムメーカーも
高級デニムの流行を受けて高級品を作ろうとしたが,
その時はもう肝心の織機もノウハウも日本に渡っていたそうだ。
テーマ : ユニクロ - ジャンル : ファッション・ブランド
ユニクロ・プレミアムデニムジーンズ
《前日のエントリーからのつづき》
ジーンズを買うならユニクロと心に決めながら,
約3000円のジーンズを前に買うか買わぬか逡巡しているうちに
値段が約4000円になってしまったわけだが,
さらに4990円と,ほぼ5000円のプライスタグを付けた
プレミアムデニムジーンズなるものが出た。
ユニクロの能書きによると,
このプレミアムデニムジーンズの特徴は
「世界的に有名なデニムメーカーのカイハラ社の15オンス・ヘビーウェイト素材を使用。生地に使用する綿からこだわり,色に深みのある茶綿の「マザーコットン」を使用し,昔ながらの製法であるシャトル織機で織り上げたセルビッジ(赤耳)デニムでつくりました。こだわりを持ったデニム特有の「上質感・プレミア感」溢れる1本です。」
なんだそうである。
「15オンス・ヘビーウェイト素材」というは,
1平方ヤードあたりの生地の重さが15オンス(約425.25g)
という意味である。
つまり同じ面積あたりの重さが重くなれば,
それだけ生地に厚みがあるということだ。
一般的には14オンス程度のデニムが使われるので,
それより重い15オンスをヘビーウェイト素材と表記しているのだろう。
ところでジーンズマニアの人のブログで,
「ユニクロのプレミアムジーンズは15オンスにしてはペラペラだ」
という趣旨の書き込みを見た。
わたしは10年以上ジーンズに触れていないので,
何オンスだったらこの程度の質感という感覚が全くないのだが,
大昔に履いていたジーンズ(リベルトコディに
ピカデリーライダース!)は,
ユニクロのいうヘビーウェイト素材より
遥かに重厚感があったのは事実だ。
もっともその重厚感が
わたしをジーンズから遠ざけた要因の一つでもあるので,
変にゴワつくよりはペラペラの方がいいとも思う。
《つづく》
ジーンズを買うならユニクロと心に決めながら,
約3000円のジーンズを前に買うか買わぬか逡巡しているうちに
値段が約4000円になってしまったわけだが,
さらに4990円と,ほぼ5000円のプライスタグを付けた
プレミアムデニムジーンズなるものが出た。
ユニクロの能書きによると,
このプレミアムデニムジーンズの特徴は
「世界的に有名なデニムメーカーのカイハラ社の15オンス・ヘビーウェイト素材を使用。生地に使用する綿からこだわり,色に深みのある茶綿の「マザーコットン」を使用し,昔ながらの製法であるシャトル織機で織り上げたセルビッジ(赤耳)デニムでつくりました。こだわりを持ったデニム特有の「上質感・プレミア感」溢れる1本です。」
なんだそうである。
「15オンス・ヘビーウェイト素材」というは,
1平方ヤードあたりの生地の重さが15オンス(約425.25g)
という意味である。
つまり同じ面積あたりの重さが重くなれば,
それだけ生地に厚みがあるということだ。
一般的には14オンス程度のデニムが使われるので,
それより重い15オンスをヘビーウェイト素材と表記しているのだろう。
ところでジーンズマニアの人のブログで,
「ユニクロのプレミアムジーンズは15オンスにしてはペラペラだ」
という趣旨の書き込みを見た。
わたしは10年以上ジーンズに触れていないので,
何オンスだったらこの程度の質感という感覚が全くないのだが,
大昔に履いていたジーンズ(リベルトコディに
ピカデリーライダース!)は,
ユニクロのいうヘビーウェイト素材より
遥かに重厚感があったのは事実だ。
もっともその重厚感が
わたしをジーンズから遠ざけた要因の一つでもあるので,
変にゴワつくよりはペラペラの方がいいとも思う。
《つづく》
世界に羽ばたく日本のデニム
《前日のエントリーからのつづき》
ユニクロのジーンズは,
広島・カイハラ社のデニムで作られている。
実は日本は今や高級デニムの一大生産地で,
特に岡山,広島,山口といった中国地方が有名だ。
中国地方は,かつて備後の国と呼ばれた頃から
絣(かすり)の生産で有名だった。
それが洋服の時代の到来を受けて
絣からデニムの生産へとシフトしたのは自然な流れだった。
しかし,日本のデニムメーカーは
ほどなく安価な外国製品の脅威にさらされることになる。
その中で中国地方のデニムメーカーは
コスト競争では外国勢に勝ち目がないと判断して,
質感や風合いに優れた高級デニムの開発と生産に生き残りをかけた。
そうして生まれたデニム生地を世界の有名ブランドに売り込んだところ
次々に採用が決まり,いまや高級デニムと言えば日本,
という時代になったのである。
ユニクロも当初は中国製の生地を使った
1900円のジーンズを売っていたが,
品質の面でクレームが多かったため,
単価を2900円に引き上げてカイハラ社のデニムを
採用するようになったという。
カイハラのデニムを使ったジーンズが安く買えるということで,
洋服の生産と流通の実情に通じている
コアなファッション関係者の間で
ユニクロのジーンズは一時話題になったそうだ。
その後,消費税の内税化を受けて価格は2990円になり,
今では3990円まで上がっている。
ユニクロのパンツが3990円とは少々高い印象を受けるが,
今後ユニクロは流行を意識したデザインを取り入れて
ファッションに敏感な顧客をターゲットにし,
従来ユニクロが受け持っていた低価格でベーシックな日常衣料の展開は
量販店中心に出展してるg.u.に引き継ぐ路線なのだ。
(それが上手くいっていないと,もっぱらの噂なのだが)
《つづく》
ユニクロのジーンズは,
広島・カイハラ社のデニムで作られている。
実は日本は今や高級デニムの一大生産地で,
特に岡山,広島,山口といった中国地方が有名だ。
中国地方は,かつて備後の国と呼ばれた頃から
絣(かすり)の生産で有名だった。
それが洋服の時代の到来を受けて
絣からデニムの生産へとシフトしたのは自然な流れだった。
しかし,日本のデニムメーカーは
ほどなく安価な外国製品の脅威にさらされることになる。
その中で中国地方のデニムメーカーは
コスト競争では外国勢に勝ち目がないと判断して,
質感や風合いに優れた高級デニムの開発と生産に生き残りをかけた。
そうして生まれたデニム生地を世界の有名ブランドに売り込んだところ
次々に採用が決まり,いまや高級デニムと言えば日本,
という時代になったのである。
ユニクロも当初は中国製の生地を使った
1900円のジーンズを売っていたが,
品質の面でクレームが多かったため,
単価を2900円に引き上げてカイハラ社のデニムを
採用するようになったという。
カイハラのデニムを使ったジーンズが安く買えるということで,
洋服の生産と流通の実情に通じている
コアなファッション関係者の間で
ユニクロのジーンズは一時話題になったそうだ。
その後,消費税の内税化を受けて価格は2990円になり,
今では3990円まで上がっている。
ユニクロのパンツが3990円とは少々高い印象を受けるが,
今後ユニクロは流行を意識したデザインを取り入れて
ファッションに敏感な顧客をターゲットにし,
従来ユニクロが受け持っていた低価格でベーシックな日常衣料の展開は
量販店中心に出展してるg.u.に引き継ぐ路線なのだ。
(それが上手くいっていないと,もっぱらの噂なのだが)
《つづく》
テーマ : ジーンズ - ジャンル : ファッション・ブランド
そろそろジーンズ?
《前日のエントリーからのつづき》
ジーンズは,食べ物に例えればハンバーガーのようなものだ。
どんなにこだわりを詰め込もうと所詮はジャンクフード,
それよりフォーマルなコース料理の世界を知りたい。
そういうわけで,ルイジ・ボレリやバルバのドレスシャツに
2万円を超える金額を投じたことはあっても
ジーンズに食指を伸ばすことはなかった。
しかしここ数年でジーンズが気になるようになった。
わたしがジーンズを履かない最大の理由は,
・自分には似合わない。
・本当の意味でジーンズをお洒落に着こなすのは難しい。
の2つだ。
つまり,自分にとってジーンズは「嫌いな服」というより,
「アクが強くて難しい服」なのだ。
だが,そんな強敵にそろそろ挑戦してもいいのではないか,
そんな気持ちになってきたのである。
そうはいっても,ジーンズに対する思い入れは全くないし,
買ったところでまともに履くかもわからないので
大金を投じるつもりはない。
となると,選択肢はユニクロである。
ユニクロのジーンズは,実はなかなか馬鹿にできない。
なぜかというと,ユニクロのジーンズは高級デニムで有名な
広島・カイハラ社のデニムを採用しているからである。
《つづく》
ジーンズは,食べ物に例えればハンバーガーのようなものだ。
どんなにこだわりを詰め込もうと所詮はジャンクフード,
それよりフォーマルなコース料理の世界を知りたい。
そういうわけで,ルイジ・ボレリやバルバのドレスシャツに
2万円を超える金額を投じたことはあっても
ジーンズに食指を伸ばすことはなかった。
しかしここ数年でジーンズが気になるようになった。
わたしがジーンズを履かない最大の理由は,
・自分には似合わない。
・本当の意味でジーンズをお洒落に着こなすのは難しい。
の2つだ。
つまり,自分にとってジーンズは「嫌いな服」というより,
「アクが強くて難しい服」なのだ。
だが,そんな強敵にそろそろ挑戦してもいいのではないか,
そんな気持ちになってきたのである。
そうはいっても,ジーンズに対する思い入れは全くないし,
買ったところでまともに履くかもわからないので
大金を投じるつもりはない。
となると,選択肢はユニクロである。
ユニクロのジーンズは,実はなかなか馬鹿にできない。
なぜかというと,ユニクロのジーンズは高級デニムで有名な
広島・カイハラ社のデニムを採用しているからである。
《つづく》
テーマ : ジーンズ - ジャンル : ファッション・ブランド
ジーンズなんか履かない。
最後に人前でブルージーンズ,
すなわちブルーデニム生地をリベットで補強した
5ポケットパンツを履いたのは恐らく14,5年前だと思う。
コットンサテンやコーデュロイなど異素材の5ポケットパンツは
今でも履くし,たまには買いもするが,ブルーデニム地のパンツは
自分のコーディネートから絶えて久しい。
高校生の頃はわたしも人並みにブルーデニムを履いていたが,
二十歳を越える辺りから「これは自分の着る服ではない」
ということを明確に意識し始めたからだ。
ファッションに興味を持ち始めた頃,
ジーニストと言えばまず風間トオルがいた。
少し時代を下ると吉田栄作,あるいは江口洋介がおり,
その次はキムタクこと木村拓也だ。
彼らこそ,時代が選んだジーンズの似合う男であり,
一方わたしの容貌は彼らとは似ても似つかない。
下手にジーンズなど履いても彼らとの差が際立つだけなので,
損をするだけだ。
街に出てもジーンズを履いた人だらけで,差別化も難しい。
それにジーンズはもともと労働者のための安価で丈夫な作業服として
生まれたのであり,それが似合う男になりたいとも思わなかった。
それにゴワゴワした昔の作業着然とした風合いも好きになれなかったし,
夏暑くて冬寒いという点も実用衣料としては致命的な欠点に思えた。
かくしてわたしのジーンズに対する一切の興味を失い,
20代のほぼ全てをジーンズ無しで過ごし,
社会に出てからはビジネススーツなどのドレスウェアに
血道をあげることになる。
《つづく》
すなわちブルーデニム生地をリベットで補強した
5ポケットパンツを履いたのは恐らく14,5年前だと思う。
コットンサテンやコーデュロイなど異素材の5ポケットパンツは
今でも履くし,たまには買いもするが,ブルーデニム地のパンツは
自分のコーディネートから絶えて久しい。
高校生の頃はわたしも人並みにブルーデニムを履いていたが,
二十歳を越える辺りから「これは自分の着る服ではない」
ということを明確に意識し始めたからだ。
ファッションに興味を持ち始めた頃,
ジーニストと言えばまず風間トオルがいた。
少し時代を下ると吉田栄作,あるいは江口洋介がおり,
その次はキムタクこと木村拓也だ。
彼らこそ,時代が選んだジーンズの似合う男であり,
一方わたしの容貌は彼らとは似ても似つかない。
下手にジーンズなど履いても彼らとの差が際立つだけなので,
損をするだけだ。
街に出てもジーンズを履いた人だらけで,差別化も難しい。
それにジーンズはもともと労働者のための安価で丈夫な作業服として
生まれたのであり,それが似合う男になりたいとも思わなかった。
それにゴワゴワした昔の作業着然とした風合いも好きになれなかったし,
夏暑くて冬寒いという点も実用衣料としては致命的な欠点に思えた。
かくしてわたしのジーンズに対する一切の興味を失い,
20代のほぼ全てをジーンズ無しで過ごし,
社会に出てからはビジネススーツなどのドレスウェアに
血道をあげることになる。
《つづく》
テーマ : ジーンズ - ジャンル : ファッション・ブランド
アド街ック天国再び
10月27日放送のテレビ東京「出没!アド街ック天国」で
さいたま市の大宮区界隈が取り上げられたことは
10月30日のエントリーで書いたが,
11月10日の放送テーマは上野池之端だった。
日本盆栽協会が取り上げられるという情報を
事前にキャッチしていたのでビデオに録り,
早送りしながら見たところ,28位にランクインしていた。
日本盆栽協会とは社団法人認可を受けた,
日本最大(=世界最大?)の盆栽愛好家の団体である。
昭和40年に盆栽愛好家としても有名な吉田茂元首相を
初代会長に迎えて発足,以来会長は原則として
総理経験者が務めることになっているのだが,
現会長は河野洋平だ(多分)。何とも小粒になったものだ。
日本盆栽協会に入会すると月刊誌『盆栽春秋』が毎月送られてくるほか,
日本で(=世界で?)もっとも権威ある国風盆栽展への
出展資格が得られる。
裏を返せば,どんなにものすごい盆栽を持っていても,
持ち主が協会員で,なおかつ日本盆栽協同組合加盟の
業界に顔が利く業者を通して国風に出そうという
意志がなければ,その盆栽が国風展に飾られることはない。
もっとも国風を狙おうというようなガチガチに保守的な
本格的な愛好家は,まず間違いなく協会に入っているのだが。
さいたま市の大宮区界隈が取り上げられたことは
10月30日のエントリーで書いたが,
11月10日の放送テーマは上野池之端だった。
日本盆栽協会が取り上げられるという情報を
事前にキャッチしていたのでビデオに録り,
早送りしながら見たところ,28位にランクインしていた。
日本盆栽協会とは社団法人認可を受けた,
日本最大(=世界最大?)の盆栽愛好家の団体である。
昭和40年に盆栽愛好家としても有名な吉田茂元首相を
初代会長に迎えて発足,以来会長は原則として
総理経験者が務めることになっているのだが,
現会長は河野洋平だ(多分)。何とも小粒になったものだ。
日本盆栽協会に入会すると月刊誌『盆栽春秋』が毎月送られてくるほか,
日本で(=世界で?)もっとも権威ある国風盆栽展への
出展資格が得られる。
裏を返せば,どんなにものすごい盆栽を持っていても,
持ち主が協会員で,なおかつ日本盆栽協同組合加盟の
意志がなければ,その盆栽が国風展に飾られることはない。
もっとも国風を狙おうというような
本格的な愛好家は,まず間違いなく協会に入っているのだが。
タグ : 盆栽
見返り草
数ヶ月前,花屋の店先で見返り草のポット苗が売られていました。
値段は安かったのですが,見返り草なるものを知らなかったので,
帰宅後調べてみました。
なんでも山地の林床に生えるシソ科の落葉小高木で,
通る人が見返る(振り返る)ほど美しいのでその名がついたとか。
しかし,インターネット上では「毛虫のようで気持ち悪い」
との意見も。
後日同じ店を訪れたら売れずにいたので買ってみました。
特に気も使わず,日々の水やりと週一の液肥で管理していたら
あっさり咲きました。

確かに間近で見ると気持ち悪いです。
山間に群生して咲くのを遠くから眺めるのがいいかもしれません。
ちなみにこの見返り草,既に家人が名前を知らずに庭に植えていた
というオチが付きました。
(が,比べて見たら葉と花色が微妙に違う個体でした。)
値段は安かったのですが,見返り草なるものを知らなかったので,
帰宅後調べてみました。
なんでも山地の林床に生えるシソ科の落葉小高木で,
通る人が見返る(振り返る)ほど美しいのでその名がついたとか。
しかし,インターネット上では「毛虫のようで気持ち悪い」
との意見も。
後日同じ店を訪れたら売れずにいたので買ってみました。
特に気も使わず,日々の水やりと週一の液肥で管理していたら
あっさり咲きました。

確かに間近で見ると気持ち悪いです。
山間に群生して咲くのを遠くから眺めるのがいいかもしれません。
ちなみにこの見返り草,既に家人が名前を知らずに庭に植えていた
というオチが付きました。
(が,比べて見たら葉と花色が微妙に違う個体でした。)
鉢で散財・和短冊
リサイクルショップで,10鉢3800円で買った内の1つ。
購入の経緯は10月27日のエントリーを参照のこと。
これは破格の200円でした。
それなりに使った形跡があります。
時代というより汚れに見える所もあるので,
一度きれいにした方が良いでしょう。

落款あるも読めず。
左上と右下の脚は,がたつきを無くす為に擦ってあります。

奥行きがかなり狭いので古い時代のデザインですが,
この鉢自体はものすごく時代があるようには思えません。
古い鉢を手本に作ったものでしょうか。
安かったのはいいですが,これだけ薄い鉢だと,
根がしっかり横に張った木でないと収まらず,
使いづらいのも事実。
この鉢で実生で作るにしても,
小さい浅鉢はあっという間に土が乾くので,
結構苦労します。
購入の経緯は10月27日のエントリーを参照のこと。
これは破格の200円でした。
それなりに使った形跡があります。
時代というより汚れに見える所もあるので,
一度きれいにした方が良いでしょう。

落款あるも読めず。
左上と右下の脚は,がたつきを無くす為に擦ってあります。

奥行きがかなり狭いので古い時代のデザインですが,
この鉢自体はものすごく時代があるようには思えません。
古い鉢を手本に作ったものでしょうか。
安かったのはいいですが,これだけ薄い鉢だと,
根がしっかり横に張った木でないと収まらず,
使いづらいのも事実。
この鉢で実生で作るにしても,
小さい浅鉢はあっという間に土が乾くので,
結構苦労します。
怪しい者ではありません
庭で盆栽を眺めながらぼんやりしていたら,
通りでガッシャーンという音が聞こえた。
誰かが自転車をこいでいる時にチェーンが外れたらしいが,
修理できそうな人は自分以外に見当たらず,
作業用の手袋をはめて表に出てみると
制服を着た高校生らしい15〜6歳の少女が
自転車の傍らに立っていた。
通りでガッシャーンという音が聞こえた。
誰かが自転車をこいでいる時にチェーンが外れたらしいが,
修理できそうな人は自分以外に見当たらず,
作業用の手袋をはめて表に出てみると
制服を着た高校生らしい15〜6歳の少女が
自転車の傍らに立っていた。
来年に向けて
来年の蓮栽培に向けての指針,試してみたいことなどなど。
用土・・・
肥料分の抜けたリサイクル用土を混入するのを見越して,
堆肥の量を少し多くしたい。
市販の黒土単用でOKという強者もいるので
試してみたい気もするが,少々抵抗がある。
余裕があれば,余剰蓮根で挑戦してみようか。
肥料・・・
今年は何も考えず機械的にバイオゴールドを週5粒のペースで
投与することを実験してみた。
大きな問題は無かった反面,人間の方にストレスがたまったので,
来年は気の向くままに追肥しようと思う。
容器・・・
輪王蓮の成長が遅く,開花に至らなかったのが最大の失敗。
容器サイズを上げてリベンジしたい。
病害虫・・・
今年はヨトウムシの食害の跡を,
葉が茎と擦れた跡と勘違いしたため捕殺が遅れた。
もう少し注意を払って管理したい。
葉色が悪い場合は,おとなしくメネデールを試したい。
品種・・・
薄紅および爪紅系の小型種を手に入れたい。
それと黄花のバージニア。
日本では咲きにくいという黄花を咲かせられたら,
少しは自慢できるかもしれない。
用土・・・
肥料分の抜けたリサイクル用土を混入するのを見越して,
堆肥の量を少し多くしたい。
市販の黒土単用でOKという強者もいるので
試してみたい気もするが,少々抵抗がある。
余裕があれば,余剰蓮根で挑戦してみようか。
肥料・・・
今年は何も考えず機械的にバイオゴールドを週5粒のペースで
投与することを実験してみた。
大きな問題は無かった反面,人間の方にストレスがたまったので,
来年は気の向くままに追肥しようと思う。
容器・・・
輪王蓮の成長が遅く,開花に至らなかったのが最大の失敗。
容器サイズを上げてリベンジしたい。
病害虫・・・
今年はヨトウムシの食害の跡を,
葉が茎と擦れた跡と勘違いしたため捕殺が遅れた。
もう少し注意を払って管理したい。
葉色が悪い場合は,おとなしくメネデールを試したい。
品種・・・
薄紅および爪紅系の小型種を手に入れたい。
それと黄花のバージニア。
日本では咲きにくいという黄花を咲かせられたら,
少しは自慢できるかもしれない。
総括というほどのものでもないけれど
蓮栽培の定時報告は終わりましたが,
載せっぱなしというのも何なので,
栽培方法や,気づいた事などを振り返ってまとめておきたいと思います。
用土・・・
赤玉土に,市販の発酵堆肥を2割ほど混入して練った物を使用。
前年使用した土をリサイクルして3割ほど混入。
リサイクル用土には特に何も加えていないので,
かなり肥料分が少ない用土になってしまった気がする。
肥料・・・
立ち葉が出る頃から,花の終わり頃にかけて,
バイオゴールドを毎週土曜日に5粒投入した。
蓮栽培では追肥が難しいと良く言われるが,
このブログは簡単栽培のための指針にしたいと願い,
あえて機械的に施肥してみた。
成長の様子に応じてもっと柔軟に施肥したかったのだが,
本年は前述の目的のために毎週5粒のペースを極力守った。
ただし天候不順の際は量を控える,
晴天続きの時は週2回施肥するなど多少の調整は行った。
夏場,水の吸い上げが激しくなる頃は
液体肥料(花工場)の1000倍溶液を給水した。
病害虫・・・
アブラムシの発生はいつものことだが,
テントウムシやカマキリ,ヒラタアブといった虫の
餌になってもらう必要があるので薬剤は使わない。
特筆事項として,今年はハスモンヨトウの被害が多かった。
アモイ碗蓮は葉色が極めて悪く,褐斑病と思われる病斑も出た。
天候・・・
7月の日照不足が辛かったが,こればかりはどうしようもない。
明日は,来年の指針を書いてみます。
載せっぱなしというのも何なので,
栽培方法や,気づいた事などを振り返ってまとめておきたいと思います。
用土・・・
赤玉土に,市販の発酵堆肥を2割ほど混入して練った物を使用。
前年使用した土をリサイクルして3割ほど混入。
リサイクル用土には特に何も加えていないので,
かなり肥料分が少ない用土になってしまった気がする。
肥料・・・
立ち葉が出る頃から,花の終わり頃にかけて,
バイオゴールドを毎週土曜日に5粒投入した。
蓮栽培では追肥が難しいと良く言われるが,
このブログは簡単栽培のための指針にしたいと願い,
あえて機械的に施肥してみた。
成長の様子に応じてもっと柔軟に施肥したかったのだが,
本年は前述の目的のために毎週5粒のペースを極力守った。
ただし天候不順の際は量を控える,
晴天続きの時は週2回施肥するなど多少の調整は行った。
夏場,水の吸い上げが激しくなる頃は
液体肥料(花工場)の1000倍溶液を給水した。
病害虫・・・
アブラムシの発生はいつものことだが,
テントウムシやカマキリ,ヒラタアブといった虫の
餌になってもらう必要があるので薬剤は使わない。
特筆事項として,今年はハスモンヨトウの被害が多かった。
アモイ碗蓮は葉色が極めて悪く,褐斑病と思われる病斑も出た。
天候・・・
7月の日照不足が辛かったが,こればかりはどうしようもない。
明日は,来年の指針を書いてみます。
定時報告11月3日
4月から続けてきた蓮の成長記録ですが,
最近では日々の変化はほとんど無く,
数本の葉が枯れるのを待つばかりになりました。
というわけで,本年は今回で終了にしたいと思います。
長々とお付き合いくださいまして,ありがとうございました。
このブログを継続するわたしの根性が来春まで続いたら,
再び植付けから記録したいと思います。
↓厦門碗蓮(あもいわんれん)。

今シーズンの累計施肥量は,バイオゴールド65粒。
↓粉松球(ふんしょうきゅう)。

今シーズンの累計施肥量は,バイオゴールド65粒。
↓紅領巾(こうりょうきん)。

今シーズンの累計施肥量は,バイオゴールド70粒。
↓輪王蓮(りんのうれん)。
コナギはブン抜いてしまった。

今シーズンの累計施肥量は,バイオゴールド57粒。
最近では日々の変化はほとんど無く,
数本の葉が枯れるのを待つばかりになりました。
というわけで,本年は今回で終了にしたいと思います。
長々とお付き合いくださいまして,ありがとうございました。
このブログを継続するわたしの根性が来春まで続いたら,
再び植付けから記録したいと思います。
↓厦門碗蓮(あもいわんれん)。

今シーズンの累計施肥量は,バイオゴールド65粒。
↓粉松球(ふんしょうきゅう)。

今シーズンの累計施肥量は,バイオゴールド65粒。
↓紅領巾(こうりょうきん)。

今シーズンの累計施肥量は,バイオゴールド70粒。
↓輪王蓮(りんのうれん)。
コナギはブン抜いてしまった。

今シーズンの累計施肥量は,バイオゴールド57粒。
団栗。
団栗。「だんぐり」と書いて「どんぐり」。
響きがかわいいので,タイトルも「モー娘。」みたいに
かわいらしく「。」を付けてみました。てへ。
さて,ここから真面目モードに入る。

写真はコナラの種。すなわちどんぐり。盆栽に生ったものである。
実生しようと思って拾い集めたのだが,
ついつい面倒がって容器に入れっぱなしになっている。
親木の方は,狭い盆栽鉢の中で実が付くほどだから,
それなりに古いものである。
100年は言い過ぎとしても,60〜70年をみても罰は当たらないだろう。
その盆栽は,祖父が買ったものである。
わたしがまだほんの子供の頃,
盆栽市に祖父と一緒に行ったことがある。
会場でわたしは祖父に「コナラが欲しい」と書いたメモを差し出した。
その事自体はかすかに記憶に残っているのだが,
その後どうなったかは全く記憶にない。
正直に言うと,わたしは当時盆栽よりもカブト虫やクワガタに夢中で,
虫を集める樹液が出る木として「コナラ」に反応しただけなのだ。
最近になって,庭にあるコナラの盆栽は
わたしの求めに応じて祖父が買ったものと聞いた。
孫にデレデレするような人ではなかったので,
わたしが幼いながら盆栽に興味を示し,
しかも一人前に「欲しい」などと自己主張したのを
面白がって買ったのだろう。
祖父はだいぶ以前に亡くなり,幾鉢かの盆栽が残されたが,
盆栽嫌いで植物好きの父親が枯らさずに管理している。
父親亡き後は,わたしに御鉢が回ってくるだろう。
一鉢一鉢の重みを感じたくないので,
盆栽にまつわる祖父のエピソードは
これ以上知りたくないというのが正直なところだ。
響きがかわいいので,タイトルも「モー娘。」みたいに
かわいらしく「。」を付けてみました。てへ。
さて,ここから真面目モードに入る。

写真はコナラの種。すなわちどんぐり。盆栽に生ったものである。
実生しようと思って拾い集めたのだが,
ついつい面倒がって容器に入れっぱなしになっている。
親木の方は,狭い盆栽鉢の中で実が付くほどだから,
それなりに古いものである。
100年は言い過ぎとしても,60〜70年をみても罰は当たらないだろう。
その盆栽は,祖父が買ったものである。
わたしがまだほんの子供の頃,
盆栽市に祖父と一緒に行ったことがある。
会場でわたしは祖父に「コナラが欲しい」と書いたメモを差し出した。
その事自体はかすかに記憶に残っているのだが,
その後どうなったかは全く記憶にない。
正直に言うと,わたしは当時盆栽よりもカブト虫やクワガタに夢中で,
虫を集める樹液が出る木として「コナラ」に反応しただけなのだ。
最近になって,庭にあるコナラの盆栽は
わたしの求めに応じて祖父が買ったものと聞いた。
孫にデレデレするような人ではなかったので,
わたしが幼いながら盆栽に興味を示し,
しかも一人前に「欲しい」などと自己主張したのを
面白がって買ったのだろう。
祖父はだいぶ以前に亡くなり,幾鉢かの盆栽が残されたが,
盆栽嫌いで植物好きの父親が枯らさずに管理している。
父親亡き後は,わたしに御鉢が回ってくるだろう。
一鉢一鉢の重みを感じたくないので,
盆栽にまつわる祖父のエピソードは
これ以上知りたくないというのが正直なところだ。
タグ : 盆栽
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