緑に癒されない日々。
花を育てれば咲かせたい。木を育てるなら立派にしたい。買うなら安く売るなら高くと人の欲は尽きなくて植物と向き合う業はかくも深い。
貧乏人の鋏・その3
《前日のエントリーからのつづき》
前日,前々日と二日にわたり書いてきたことに
嘘はないのですが,実は最近,昌国の古い鋏を
新しい物に買い換えてゆきたい衝動に駆られています。
というのは,古い鋏は古風なたたずまいで
アンティークとして考えれば素敵なのですが,
どうも戦闘力に欠ける雰囲気があります。
西部劇に出てくるような単発の銃と
最新式の自動小銃の違いとでもいいましょうか。
あるいはプロペラの戦闘機と
ジェット戦闘機の違いとでもいいましょうか。
やはり新しい物からはモダンな雰囲気を感じます。
それと,見てくれはともかくとして,古い時代の道具は
サイズが小さいと感じます。
わたしの手は標準より小さいと思いますが
それでも「もう少し作りが大きければ」と思うことがあります。
相手が小さな盆栽であっても,
道具にはある程度の大きさがあったほうが
使いやすいのです。
いろいろ偉そうなことを書いていますが
わたしが昌国の道具を揃えることができたのは
たまたまお古を入手できる環境にあったからで,
その点は感謝しています。
やはり親・子・孫と三代続けて同じ趣味に手を染めると
資材や人脈や生の情報を引き継げるので,
あまり回り道をしないで済みます。
そんなわけで,
国風展に憧れる事も近盆を崇めることもない,
穏やかな趣味の生活を日々満喫しています。
前日,前々日と二日にわたり書いてきたことに
嘘はないのですが,実は最近,昌国の古い鋏を
新しい物に買い換えてゆきたい衝動に駆られています。
というのは,古い鋏は古風なたたずまいで
アンティークとして考えれば素敵なのですが,
どうも戦闘力に欠ける雰囲気があります。
西部劇に出てくるような単発の銃と
最新式の自動小銃の違いとでもいいましょうか。
あるいはプロペラの戦闘機と
ジェット戦闘機の違いとでもいいましょうか。
やはり新しい物からはモダンな雰囲気を感じます。
それと,見てくれはともかくとして,古い時代の道具は
サイズが小さいと感じます。
わたしの手は標準より小さいと思いますが
それでも「もう少し作りが大きければ」と思うことがあります。
相手が小さな盆栽であっても,
道具にはある程度の大きさがあったほうが
使いやすいのです。
いろいろ偉そうなことを書いていますが
わたしが昌国の道具を揃えることができたのは
たまたまお古を入手できる環境にあったからで,
その点は感謝しています。
やはり親・子・孫と三代続けて同じ趣味に手を染めると
資材や人脈や生の情報を引き継げるので,
あまり回り道をしないで済みます。
そんなわけで,
国風展に憧れる事も近盆を崇めることもない,
穏やかな趣味の生活を日々満喫しています。
貧乏人の鋏・その2
《前日のエントリーからのつづき》
わたしの家では,家族を含めて
かなり値の張る昌国の鋏を多く使っています。
高価だけれど長持ちする,高価だから大事にする,
高価だからちょっといい気分がする,
というわけで,中には40年ほど
使い続けているものもあります。
今流行りのエコの観点から見ても,
CO2をたっぷり排出しながら作られ,
運ばれ,売られ,捨てられる鋏より,
30年,40年もつ一本を長く使い続けるほうが,
環境へのインパクトは遥かに小さいはず。
というわけで使い心地,切れ味,
更にささやかな自尊心を満足させることも含めて,
高級品を丁寧に使うことをわたしは選んでいます。
《翌日のエントリーへつづく》
わたしの家では,家族を含めて
かなり値の張る昌国の鋏を多く使っています。
高価だけれど長持ちする,高価だから大事にする,
高価だからちょっといい気分がする,
というわけで,中には40年ほど
使い続けているものもあります。
今流行りのエコの観点から見ても,
CO2をたっぷり排出しながら作られ,
運ばれ,売られ,捨てられる鋏より,
30年,40年もつ一本を長く使い続けるほうが,
環境へのインパクトは遥かに小さいはず。
というわけで使い心地,切れ味,
更にささやかな自尊心を満足させることも含めて,
高級品を丁寧に使うことをわたしは選んでいます。
《翌日のエントリーへつづく》
貧乏人の鋏・その1
園芸関係のユーザー参加型のQ&Aサイトで,
園芸用具に関する質問と回答を
目にする機会があったのですが,
一般の人が使う園芸用の鋏というと
100円ショップのものか,高くてせいぜい3000円どまり
というのが現実のようです。
わたしが使う鋏はというと,
ほとんどが1万円前後する昌国の物です。
安い鋏を使う一般の人を,
貧乏人と呼んで馬鹿にしているのかって?
いいえ,逆です。
貧乏人はわたしの方。
わたしの使う鋏はほとんどが
・亡くなった知人のご家族から譲り受けた。
・家に錆びて転がっていたのを修理した。
・親のものを永久借用した。
のいずれかです。
いい道具は一生モノといいますが,
わたしの鋏は前の持ち主から数えて
二人分の人生を生きている「二生モノ」が多いのです。
安い鋏を使い捨てにするのと,
1万円の鋏を大事に使って
次の世代にまで受け継いで行くのでは,
どちらが安上がりでしょう。
わたしはお金がないので,
いい道具をなんとか安価に入手して,
なおかつ長く持たせようとしているのです。
《翌日のエントリーへつづく》
園芸用具に関する質問と回答を
目にする機会があったのですが,
一般の人が使う園芸用の鋏というと
100円ショップのものか,高くてせいぜい3000円どまり
というのが現実のようです。
わたしが使う鋏はというと,
ほとんどが1万円前後する昌国の物です。
安い鋏を使う一般の人を,
貧乏人と呼んで馬鹿にしているのかって?
いいえ,逆です。
貧乏人はわたしの方。
わたしの使う鋏はほとんどが
・亡くなった知人のご家族から譲り受けた。
・家に錆びて転がっていたのを修理した。
・親のものを永久借用した。
のいずれかです。
いい道具は一生モノといいますが,
わたしの鋏は前の持ち主から数えて
二人分の人生を生きている「二生モノ」が多いのです。
安い鋏を使い捨てにするのと,
1万円の鋏を大事に使って
次の世代にまで受け継いで行くのでは,
どちらが安上がりでしょう。
わたしはお金がないので,
いい道具をなんとか安価に入手して,
なおかつ長く持たせようとしているのです。
《翌日のエントリーへつづく》
研ぎの話
刃物屋さんが言うには,
刃物というのは切れなくなってから研ぐのではなくて,
切れるうちから研ぐことで
切れ味をキープすべきものなのだそうです。
わたしはというと,一応砥石を持っていますが
自分で刃物を研ぐことは少ないです。
自分自身研ぐのが上手いとも思いませんし,
そもそも研ぐ必要性をあまり感じないのです。
確かに芽摘み程度の作業でも,
みるみるうちに鋏の切れ味が鈍るのを感じます。
それでも作業途中で刃先の汚れを落とすだけで
明らかに切れ味が回復します。
掃除する事で汚れに覆われた刃があらわになって
切れ味が回復するのか,
あるいは研磨剤を使った汚れ落としが
研ぎと同様の効果を生んでいるのか,
理由は分かりませんが
体感的に切れ味が戻るのでそれで良しとしています。
もっともあまり道具に負担がかかる作業はしませんし,
それなりに大事に使っているというのが
研がずに済んでいる最大の理由かもしれません。
刃物というのは切れなくなってから研ぐのではなくて,
切れるうちから研ぐことで
切れ味をキープすべきものなのだそうです。
わたしはというと,一応砥石を持っていますが
自分で刃物を研ぐことは少ないです。
自分自身研ぐのが上手いとも思いませんし,
そもそも研ぐ必要性をあまり感じないのです。
確かに芽摘み程度の作業でも,
みるみるうちに鋏の切れ味が鈍るのを感じます。
それでも作業途中で刃先の汚れを落とすだけで
明らかに切れ味が回復します。
掃除する事で汚れに覆われた刃があらわになって
切れ味が回復するのか,
あるいは研磨剤を使った汚れ落としが
研ぎと同様の効果を生んでいるのか,
理由は分かりませんが
体感的に切れ味が戻るのでそれで良しとしています。
もっともあまり道具に負担がかかる作業はしませんし,
それなりに大事に使っているというのが
研がずに済んでいる最大の理由かもしれません。
営業努力の話・資材メーカー編
園芸関係の本を見ると,
巻末に資材メーカーや園芸店のリストが
載っている場合があります。
普通の読者なら,それを見て
「これはプロのお墨付き」と思うことでしょう。
そうなると,商売熱心なメーカーは著者に
「載せて〜」とアプローチをかけるのです。
とある園芸植物の専門家の場合,
自分が主宰する愛好家の親睦旅行などの際に
某肥料メーカーが補助の名目で
金一封包んでくるそうです。
「そういうことをされると知らん顔はできないから
本には製品名を載せるけれど,“良い”とは書けない」
とはその人の談。
後日,その人の書いた本を見てみたところ,
本当に良い製品は「効果がある,良い」
浮世の義理で載せた製品は「使っている」という具合に
説明に微妙な温度差がありました。
専門書も雑誌も,スポンサーの影響と
無縁でいられないのがこの世界なのです。
巻末に資材メーカーや園芸店のリストが
載っている場合があります。
普通の読者なら,それを見て
「これはプロのお墨付き」と思うことでしょう。
そうなると,商売熱心なメーカーは著者に
「載せて〜」とアプローチをかけるのです。
とある園芸植物の専門家の場合,
自分が主宰する愛好家の親睦旅行などの際に
某肥料メーカーが補助の名目で
金一封包んでくるそうです。
「そういうことをされると知らん顔はできないから
本には製品名を載せるけれど,“良い”とは書けない」
とはその人の談。
後日,その人の書いた本を見てみたところ,
本当に良い製品は「効果がある,良い」
浮世の義理で載せた製品は「使っている」という具合に
説明に微妙な温度差がありました。
専門書も雑誌も,スポンサーの影響と
無縁でいられないのがこの世界なのです。
タグ : 肥料
苔始めました・その3
《前日のエントリーからのつづき》
渾身の技など一切必要なく,と再三書いている通り,
これは別に秘術でも何でもなくて,
盆栽界では普通のやり方です。
まず用意するのは剥がしてきた苔の固まり。
次に苔の緑の部分を鋏で切り落とします。
切り落とした部分と土を適量混ぜたら
鋏で土と苔をみじん切りにします。
剥がしてきた苔の固まりには
土が付いているはずなので,
緑の部分と土の部分の分量が適切であれば
固まりをそのままみじん切りにして構いません。
土は,見た目の問題も含めて赤土がいいでしょう。
フルイで抜いた微塵を混ぜると手っ取り早いです。
こうすると苔の粉末と土の混ざった
「苔フレーク」が出来上がります。

(ここでは赤玉土を混ぜたので,
土が目立ってしまっています。)
このフレークを,土の上に均一にまいてゆきます。
ただまくだけでは水遣りの際に流れ出たり,
風に飛ばされる場合があるので,
上から軽く叩いて押さえつけます。
苔が表土の谷間に入るようにするのがポイント。
こうしてまき付けたら,
あとは普通に水を遣っていればOK。
かなりの確立で根付きます。
苔が常に水分を含んだ状態にしようと思うと
恐らく植わっているメインの植物が水分過多になるので,
普通に灌水する合間に苔が乾いたら
霧吹きで表面にだけ水を補給するといいかもしれません。
(わたしはそこまで手間をかけられない。)
以上の方法は人によって多少の違いはあると思いますが,
大筋は大体一緒です。
盆栽=おじいちゃんの趣味と思っているそこのアナタ,
盆栽の技術をあまりバカにしないほうがいいですよ。
渾身の技など一切必要なく,と再三書いている通り,
これは別に秘術でも何でもなくて,
盆栽界では普通のやり方です。
まず用意するのは剥がしてきた苔の固まり。
次に苔の緑の部分を鋏で切り落とします。
切り落とした部分と土を適量混ぜたら
鋏で土と苔をみじん切りにします。
剥がしてきた苔の固まりには
土が付いているはずなので,
緑の部分と土の部分の分量が適切であれば
固まりをそのままみじん切りにして構いません。
土は,見た目の問題も含めて赤土がいいでしょう。
フルイで抜いた微塵を混ぜると手っ取り早いです。
こうすると苔の粉末と土の混ざった
「苔フレーク」が出来上がります。

(ここでは赤玉土を混ぜたので,
土が目立ってしまっています。)
このフレークを,土の上に均一にまいてゆきます。
ただまくだけでは水遣りの際に流れ出たり,
風に飛ばされる場合があるので,
上から軽く叩いて押さえつけます。
苔が表土の谷間に入るようにするのがポイント。
こうしてまき付けたら,
あとは普通に水を遣っていればOK。
かなりの確立で根付きます。
苔が常に水分を含んだ状態にしようと思うと
恐らく植わっているメインの植物が水分過多になるので,
普通に灌水する合間に苔が乾いたら
霧吹きで表面にだけ水を補給するといいかもしれません。
(わたしはそこまで手間をかけられない。)
以上の方法は人によって多少の違いはあると思いますが,
大筋は大体一緒です。
盆栽=おじいちゃんの趣味と思っているそこのアナタ,
盆栽の技術をあまりバカにしないほうがいいですよ。
苔始めました・その2
《前日のエントリーからのつづき》
渾身の技など一切必要なく,
生やした(生えるように仕向けた)苔。

この苔は貼り苔ではありません。
土の上に直接根付いています。
所々に土が見えているのがわたしの限界で,
これを全部苔で埋め尽くすことは
本気になれば恐らく可能ですが,
苔への思い入れがあまりないので
そうする気力がありません。
ある程度根付けば後は勝手に広がるだろう
という期待もあり,一部に生やして
おしまいにしています。
次は,盆栽をやってみようと思い立って
初めて作った寄せ植えの一つ。

この春に植え替えた時は
ほとんど苔が生えていなかったので,
少しは生やしてみようと
わずかばかり誘導しておいたら,
いつの間にかこんもりと苔が生えていました。
こうなったのは恐らく棚の上で
日照,通風,湿度などの条件が偶然重なったからで,
もう一度同じことをやれといわれたら
出来ないかもしれません。
これもまた,わたしの限界。
それよりなによりここまで元気に育ったのは
あくまで苔の力であって,
わたしはほんの少しその手助けをしたに過ぎません。
次回はいよいよ渾身の技など一切必要なく,
苔を生やす方法の紹介です。
《翌日のエントリーへつづく》
渾身の技など一切必要なく,
生やした(生えるように仕向けた)苔。

この苔は貼り苔ではありません。
土の上に直接根付いています。
所々に土が見えているのがわたしの限界で,
これを全部苔で埋め尽くすことは
本気になれば恐らく可能ですが,
苔への思い入れがあまりないので
そうする気力がありません。
ある程度根付けば後は勝手に広がるだろう
という期待もあり,一部に生やして
おしまいにしています。
次は,盆栽をやってみようと思い立って
初めて作った寄せ植えの一つ。

この春に植え替えた時は
ほとんど苔が生えていなかったので,
少しは生やしてみようと
わずかばかり誘導しておいたら,
いつの間にかこんもりと苔が生えていました。
こうなったのは恐らく棚の上で
日照,通風,湿度などの条件が偶然重なったからで,
もう一度同じことをやれといわれたら
出来ないかもしれません。
これもまた,わたしの限界。
それよりなによりここまで元気に育ったのは
あくまで苔の力であって,
わたしはほんの少しその手助けをしたに過ぎません。
次回はいよいよ渾身の技など一切必要なく,
苔を生やす方法の紹介です。
《翌日のエントリーへつづく》
苔始めました・その1
ブログの中で度々,
苔について否定的なことを書いてきました。
しかし,わたしは別に
「苔を愛でる人の気持ちが分からない」
「あんなものの観賞価値は認めない」
と言いたいわけではありません。
鉢の中で植物を育てる場合,土の表面に苔があると,
・土の乾き具合が分かりにくい。
・虫が湧く。
・乾燥した苔は水を弾くので,水遣りに支障が出る場合がある。
といった弊害があり,
苔にとらわれることで植物栽培の本質が
おろそかになる恐れがあるのです。
また,苔の美しさは自然に生えてこそのもので,
貼り苔はその場しのぎのまやかしに過ぎず,
最後は駄目になってしまう場合が多いので,
そんな物をありがたがるのはどうかと思うのです。
とある苔の研究者が,著書の中で
「苔というのはそこに生えているものであって,
生やすものではない」と書いているそうですが,
その方の意見にわたしも賛成です。
が,
「そんなことを言っても結局お前は
苔を生やす技術がないのだろう」
と世間の人に思われることを
わたしの俗な虚栄心が良しとしないので,
渾身の技は一切必要ないまま
盆栽の土の上に生やしてみました苔。
《翌日のエントリーにつづく》
苔について否定的なことを書いてきました。
しかし,わたしは別に
「苔を愛でる人の気持ちが分からない」
「あんなものの観賞価値は認めない」
と言いたいわけではありません。
鉢の中で植物を育てる場合,土の表面に苔があると,
・土の乾き具合が分かりにくい。
・虫が湧く。
・乾燥した苔は水を弾くので,水遣りに支障が出る場合がある。
といった弊害があり,
苔にとらわれることで植物栽培の本質が
おろそかになる恐れがあるのです。
また,苔の美しさは自然に生えてこそのもので,
貼り苔はその場しのぎのまやかしに過ぎず,
最後は駄目になってしまう場合が多いので,
そんな物をありがたがるのはどうかと思うのです。
とある苔の研究者が,著書の中で
「苔というのはそこに生えているものであって,
生やすものではない」と書いているそうですが,
その方の意見にわたしも賛成です。
が,
「そんなことを言っても結局お前は
苔を生やす技術がないのだろう」
と世間の人に思われることを
わたしの俗な虚栄心が良しとしないので,
渾身の技は一切必要ないまま
盆栽の土の上に生やしてみました苔。
《翌日のエントリーにつづく》
近○の嘘・2008年5月号
大宮盆栽村・蔓青園の加藤三郎氏が
2008年2月に他界したの受けて,
近○が追悼特集を組みました。(P.19〜)
P.20の1段から2段にかけて
「昭和の盆栽界は政界の重鎮のバックアップの元で
発展してきたと言っても過言ではない。(中略)
これも,日本盆栽協会常任理事16年,
昭和58年,2代目理事長となった三郎氏の
人柄と人脈によるものと言えよう。」とありますが,
ゴシップ紙なみに嘘書いてますね。
日本盆栽協会発足にあたり,
吉田茂氏に初代会長を引き受けてもらおうと働きかけたのは,
福永健司氏,麻生和子氏,
そして吉田氏の盆栽を管理していた村田久造氏。
協会発足の祝賀会への出席を依頼すべく
吉田氏の元に脚を運んだのは福永健司氏と村田氏。
近○の記事には
吉田茂氏と岸信介氏の名前が出ていましたが,
本当に盆栽愛好家だった彼らと加藤氏の間に
「信頼関係に基づく個人的な親交」があったという
証拠を目にしたことはありません。
蔓青園に義理か借りでもあるのか分かりませんが,
いい加減なことばかり書いている近○に
資料的な価値はありません。
P.64では,道具の手入れについて1ページ割いています。
「毎日研ぐべきとまでは言いませんが,
せめて汚れを拭い去り,きちんと保管しましょう」と書いてありますが,
他ページの実演コーナーに写っていたプロの道具は
汚れ放題,錆び放題。
プロにしてみれば,
「忙しくて道具の手入れなんかしていられるか」
ということかもしれませんが,なんだかちぐはぐな印象です。
同じくP.64,又枝切の刃の裏を
研いでいるところが写っていますが,
わたしが道具屋さんに直接聞いた限りでは,
又枝切で研いでいいのは表だけだそうです。
裏を研ぐ必要が出てきたら,
その時はメーカーに修理に出してくださいとのことでした。
さあ,あなたはわたしと近○の
どちらを信じる?
2008年2月に他界したの受けて,
近○が追悼特集を組みました。(P.19〜)
P.20の1段から2段にかけて
「昭和の盆栽界は政界の重鎮のバックアップの元で
発展してきたと言っても過言ではない。(中略)
これも,日本盆栽協会常任理事16年,
昭和58年,2代目理事長となった三郎氏の
人柄と人脈によるものと言えよう。」とありますが,
ゴシップ紙なみに嘘書いてますね。
日本盆栽協会発足にあたり,
吉田茂氏に初代会長を引き受けてもらおうと働きかけたのは,
福永健司氏,麻生和子氏,
そして吉田氏の盆栽を管理していた村田久造氏。
協会発足の祝賀会への出席を依頼すべく
吉田氏の元に脚を運んだのは福永健司氏と村田氏。
近○の記事には
吉田茂氏と岸信介氏の名前が出ていましたが,
本当に盆栽愛好家だった彼らと加藤氏の間に
「信頼関係に基づく個人的な親交」があったという
証拠を目にしたことはありません。
蔓青園に義理か借りでもあるのか分かりませんが,
いい加減なことばかり書いている近○に
資料的な価値はありません。
P.64では,道具の手入れについて1ページ割いています。
「毎日研ぐべきとまでは言いませんが,
せめて汚れを拭い去り,きちんと保管しましょう」と書いてありますが,
他ページの実演コーナーに写っていたプロの道具は
汚れ放題,錆び放題。
プロにしてみれば,
「忙しくて道具の手入れなんかしていられるか」
ということかもしれませんが,なんだかちぐはぐな印象です。
同じくP.64,又枝切の刃の裏を
研いでいるところが写っていますが,
わたしが道具屋さんに直接聞いた限りでは,
又枝切で研いでいいのは表だけだそうです。
裏を研ぐ必要が出てきたら,
その時はメーカーに修理に出してくださいとのことでした。
さあ,あなたはわたしと近○の
どちらを信じる?
諸悪の根源
日本の盆栽を堕落させた元凶の一つは,
雑誌『近○盆栽』です。
木を切ったり貼ったり捻じ曲げたりという派手な記事を載せ,
植物虐待の限りを尽くすことが盆栽の本道であるかのように喧伝し,
そうして生み出される画一的な国風スタイルの木=名品
という偏った価値観で愛好家を洗脳しているからです。
(他にもいろいろヤバイネタがあるのですが,
本気でヤバイので書けません。)
近○を読んで納得し,国風展を見て感動するという人生は
それなりに楽しいものかも知れません。
でも,それはベンツが最高の車で
ロレックスが最高の時計で
アルマーニが最高の服で
ラッセンが最高の絵画と信じる人生と同じです。
(アルマーニとラッセンはゴミですが,
ベンツとロレックスは最強の実用品なので,
その点を理解して購入することは否定しません。)
と,言いながらわたしは
毎月ちゃんと近○を買っているのですが,
さらっと目を通して見つけた嘘八百を
月イチのペースで指摘してみようと思います。
ただし発売中の号の内容について書くのも
どうかと思うので,1号遅れを基本にしようと思います。
雑誌『近○盆栽』です。
木を切ったり貼ったり捻じ曲げたりという派手な記事を載せ,
植物虐待の限りを尽くすことが盆栽の本道であるかのように喧伝し,
そうして生み出される画一的な国風スタイルの木=名品
という偏った価値観で愛好家を洗脳しているからです。
(他にもいろいろヤバイネタがあるのですが,
本気でヤバイので書けません。)
近○を読んで納得し,国風展を見て感動するという人生は
それなりに楽しいものかも知れません。
でも,それはベンツが最高の車で
ロレックスが最高の時計で
アルマーニが最高の服で
ラッセンが最高の絵画と信じる人生と同じです。
(アルマーニとラッセンはゴミですが,
ベンツとロレックスは最強の実用品なので,
その点を理解して購入することは否定しません。)
と,言いながらわたしは
毎月ちゃんと近○を買っているのですが,
さらっと目を通して見つけた嘘八百を
月イチのペースで指摘してみようと思います。
ただし発売中の号の内容について書くのも
どうかと思うので,1号遅れを基本にしようと思います。
宇宙人との会話
以下,実話です。
知人女性と洋服店の店員との会話。
知人:これ綿なのね。
店員:いいえ,コットンです。
知人:綿ですよね?
店員:いいえ,コットンです。
知人:(ちょっと意地悪して品質表示タグを見せながら)
綿と書いてありますよ。
店員:あっ,本当ですね。
本格的に日本語が通じない時代になったようです。
知人女性と洋服店の店員との会話。
知人:これ綿なのね。
店員:いいえ,コットンです。
知人:綿ですよね?
店員:いいえ,コットンです。
知人:(ちょっと意地悪して品質表示タグを見せながら)
綿と書いてありますよ。
店員:あっ,本当ですね。
本格的に日本語が通じない時代になったようです。
テーマ : ファッション - ジャンル : ファッション・ブランド
青汁
蓮を容器栽培する場合,肥沃な用土に植え付けて
水を張るので,藻が生えて水が緑色になる場合があります。
水自体が緑色になるパターン,緑の泡が浮くパターン,
土の表面に藻が生えて剥がれて浮いてくるパターンなどがあり,
これを気にする人は非常に気にするようです。
わたしは
「水があって栄養があって太陽があれば藻ぐらい生えるでしょ」
というスタンスなので,基本的に気にしません。
夏場にさしかかり,蓮が養分をぐんぐん吸収しだす頃には
きれいに水が澄んできますし,
別に藻が蓮に悪さをすることも無いので無視しています。
ちなみに,昨年まで使用していた赤玉土ベースの栽培用土には
土の表面が剥がれて浮く症状が頻発しましたが,
今年試している黒土ベースの手抜き用土には
この見苦しい事態は発生しませんでした。
4月上旬,抹茶のような緑のあぶくが盛大に発生。
基本的に無視。

5月中旬。あぶくは若干残るも藻類は減少。
既に施肥(バイオゴールド)を開始しているので,
溶けだした肥料分で水が若干茶色くなっている。

水を張るので,藻が生えて水が緑色になる場合があります。
水自体が緑色になるパターン,緑の泡が浮くパターン,
土の表面に藻が生えて剥がれて浮いてくるパターンなどがあり,
これを気にする人は非常に気にするようです。
わたしは
「水があって栄養があって太陽があれば藻ぐらい生えるでしょ」
というスタンスなので,基本的に気にしません。
夏場にさしかかり,蓮が養分をぐんぐん吸収しだす頃には
きれいに水が澄んできますし,
別に藻が蓮に悪さをすることも無いので無視しています。
ちなみに,昨年まで使用していた赤玉土ベースの栽培用土には
土の表面が剥がれて浮く症状が頻発しましたが,
今年試している黒土ベースの手抜き用土には
この見苦しい事態は発生しませんでした。
4月上旬,抹茶のような緑のあぶくが盛大に発生。
基本的に無視。

5月中旬。あぶくは若干残るも藻類は減少。
既に施肥(バイオゴールド)を開始しているので,
溶けだした肥料分で水が若干茶色くなっている。

神様・仏様・皐月様
ブログをサーチしていて,
某百貨店で盆栽展が開かれるとの情報をキャッチしました。
某百貨店の盆栽展といえば,その昔,
陽春展という展示会があったのですが
今はもうやっていないはず。
「結局いま流行りのインチキ盆栽の類か?」
と思って調べてみたら,
某宗教団体のコレクションの展示会でした。
この宗教団体の開祖はさつきのコレクターで,
金に飽かして盆栽を買いまくっていたのは有名な話。
買いまくった人がいるということは,
売りまくった人がいるわけで,
数十万円の木を数百万円で売りまくって
潤いまくった業者がいたのです。
別に責めているんじゃありませんよ。
昔はパワーバイヤーがいて
良い時代だったとしみじみ思っているだけです。
開祖は既に他界し,2代目が盆栽を買っているという話は
聞きませんが,コレクションは維持されています。
信者が熱心に手入れしていますから。
新興宗教が信者のお布施で盆栽を買いまくるのも良い,
信者にボランティアで手入れさせるのも良い,
ただ,それだけの資金と労力をつぎ込みながら
日本の園芸文化の発展に貢献している様子が見えないのが
ちょっと残念です。
某百貨店で盆栽展が開かれるとの情報をキャッチしました。
某百貨店の盆栽展といえば,その昔,
陽春展という展示会があったのですが
今はもうやっていないはず。
「結局いま流行りのインチキ盆栽の類か?」
と思って調べてみたら,
某宗教団体のコレクションの展示会でした。
この宗教団体の開祖はさつきのコレクターで,
金に飽かして盆栽を買いまくっていたのは有名な話。
買いまくった人がいるということは,
売りまくった人がいるわけで,
数十万円の木を数百万円で売りまくって
潤いまくった業者がいたのです。
別に責めているんじゃありませんよ。
昔はパワーバイヤーがいて
良い時代だったとしみじみ思っているだけです。
開祖は既に他界し,2代目が盆栽を買っているという話は
聞きませんが,コレクションは維持されています。
信者が熱心に手入れしていますから。
新興宗教が信者のお布施で盆栽を買いまくるのも良い,
信者にボランティアで手入れさせるのも良い,
ただ,それだけの資金と労力をつぎ込みながら
日本の園芸文化の発展に貢献している様子が見えないのが
ちょっと残念です。
鉢の汚れ落とし・複合編
鉢の汚れ落としの話が続きます。
汚れを物理的にこすり落とすのに,
わたしはサビ取り消しゴムを使っているのですが,
これだと意外と力が要ります。
汚れを簡単に落とすためには
酸などを使って化学的に分解する方法もありますが,
その方面の実験は準備が色々面倒なので,
物理的手段をさらに洗練させるべく
サビ取り消しゴムとクレンザーを併用してみたのですが,
これはかなりイイかもしれないです。
磁器の水盤の汚れを落としてみたのですが,
サビ取り消しゴム単体より
遥かに楽な印象がありました。
わざわざサビ取り消しゴムを買わなくても,
普通の砂消しとクレンザーでも結果は似たようなものでしょう。
さらに酸を併用すれば最強かも知れません。
汚れを物理的にこすり落とすのに,
わたしはサビ取り消しゴムを使っているのですが,
これだと意外と力が要ります。
汚れを簡単に落とすためには
酸などを使って化学的に分解する方法もありますが,
その方面の実験は準備が色々面倒なので,
物理的手段をさらに洗練させるべく
サビ取り消しゴムとクレンザーを併用してみたのですが,
これはかなりイイかもしれないです。
磁器の水盤の汚れを落としてみたのですが,
サビ取り消しゴム単体より
遥かに楽な印象がありました。
わざわざサビ取り消しゴムを買わなくても,
普通の砂消しとクレンザーでも結果は似たようなものでしょう。
さらに酸を併用すれば最強かも知れません。
梅酢でGO!その2
《前日のエントリーからのつづき》
鉢の白い汚れを梅酢で落としてみようという
大いなる実験の結果。
汚れに梅酢を塗って一晩置いてみた所・・・,

むむ,塩が結晶化している。
これではかえって白くなってしまうのではなかろうか?
水洗いしてみると・・・

なんだかほとんど変化が無い模様。
結局,今ひとつパッとしない結果に終わってしまいました。
そこで,失敗に終わった理由をいくつか考えてみました。
1.そもそも汚れが超頑固だった。
2.梅酢の酸度が意外に低かった。
3.濃い梅酢を塗っただけなので,乾いてしまって効果が出なかった。
すこし水で薄めてからティッシュか何かに染みこませて
湿布状態にしておけば,あるいは結果が違ったかもしれません。
ところで,後日100円ショップで
汚れ落とし用のクエン酸や重曹を売っているのを
見つけました。
ブログに度々書いていることですが,
100円ショップの園芸用品は
ほとんど使い物にならない反面,
それ以外の生活用品の中には
盆栽趣味に転用できる物が多々あります。
わたし自身はクエン酸を買ってみるほどの
鉢洗いマニアではありませんが,
石灰やカルシウムの沈着を落としたい方なら
試してみる価値があるかもしれません。
鉢の白い汚れを梅酢で落としてみようという
大いなる実験の結果。
汚れに梅酢を塗って一晩置いてみた所・・・,

むむ,塩が結晶化している。
これではかえって白くなってしまうのではなかろうか?
水洗いしてみると・・・

なんだかほとんど変化が無い模様。
結局,今ひとつパッとしない結果に終わってしまいました。
そこで,失敗に終わった理由をいくつか考えてみました。
1.そもそも汚れが超頑固だった。
2.梅酢の酸度が意外に低かった。
3.濃い梅酢を塗っただけなので,乾いてしまって効果が出なかった。
すこし水で薄めてからティッシュか何かに染みこませて
湿布状態にしておけば,あるいは結果が違ったかもしれません。
ところで,後日100円ショップで
汚れ落とし用のクエン酸や重曹を売っているのを
見つけました。
ブログに度々書いていることですが,
100円ショップの園芸用品は
ほとんど使い物にならない反面,
それ以外の生活用品の中には
盆栽趣味に転用できる物が多々あります。
わたし自身はクエン酸を買ってみるほどの
鉢洗いマニアではありませんが,
石灰やカルシウムの沈着を落としたい方なら
試してみる価値があるかもしれません。
梅酢でGO!その1
3月10日のエントリーから3回にわたり
盆栽鉢の汚れ落としについて書いたところ,
一連のエントリーをお読みになったGB様から
「酢(木酢)が有効」とのコメントをいただきました。
コメントへのお返事の中で,
冗談めかして「ではわたしは梅酢で・・・」と書いたのですが,
先日,本当に挑戦してみました。梅酢で。
写真は山秋の烏泥(?)の長方。

使う予定は無いのですが,
洗ってもこすっても白いヨゴレがどうしても落ちません。
その部分に,梅干を入れた瓶の底にたまった梅酢を
楊枝で塗り塗り。その後,一晩放置。

結果やいかに?
《翌日のエントリーへつづく》
盆栽鉢の汚れ落としについて書いたところ,
一連のエントリーをお読みになったGB様から
「酢(木酢)が有効」とのコメントをいただきました。
コメントへのお返事の中で,
冗談めかして「ではわたしは梅酢で・・・」と書いたのですが,
先日,本当に挑戦してみました。梅酢で。
写真は山秋の烏泥(?)の長方。

使う予定は無いのですが,
洗ってもこすっても白いヨゴレがどうしても落ちません。
その部分に,梅干を入れた瓶の底にたまった梅酢を
楊枝で塗り塗り。その後,一晩放置。

結果やいかに?
《翌日のエントリーへつづく》
期待を裏切る木・その2
《前日のエントリーからのつづき》
期待が重すぎて潰れた(?)アカシデから
ふと目を他所に移すと,こんなアカシデの盆栽が。

確かにこんな木もあったような気がするけれど,
大して期待した記憶もない。
これは自然体で,なかなか良い木ではないか。
あと20年もすれば・・・,いやいやアカシデに
過度に期待をするのはよそう。
こうやって将来が読めないとなると,
小枝を作りやすいイワシデに人気が集まるのも
詮無いことである。
ところでこのイワシデ,昔は「朝鮮ソロ」といったのだが,
最近この呼称はすっかり影を潜めてしまった。
それがいわゆる「言葉狩り」の影響なのかどうかは分からないが,
陰影に富むニュアンスと歴史をもった言葉が
「政治的正しさ」の影で消えてゆくのは少々寂しい。
期待が重すぎて潰れた(?)アカシデから
ふと目を他所に移すと,こんなアカシデの盆栽が。

確かにこんな木もあったような気がするけれど,
大して期待した記憶もない。
これは自然体で,なかなか良い木ではないか。
あと20年もすれば・・・,いやいやアカシデに
過度に期待をするのはよそう。
こうやって将来が読めないとなると,
小枝を作りやすいイワシデに人気が集まるのも
詮無いことである。
ところでこのイワシデ,昔は「朝鮮ソロ」といったのだが,
最近この呼称はすっかり影を潜めてしまった。
それがいわゆる「言葉狩り」の影響なのかどうかは分からないが,
陰影に富むニュアンスと歴史をもった言葉が
「政治的正しさ」の影で消えてゆくのは少々寂しい。
緑風盆栽展
「時期が悪くて盛り上がらない」と評判の緑風盆栽展に
性懲りもなく今年も行ってきました。
今年は昨年,一昨年のように
吉田茂元首相遺愛の名木が飾られるわけではありません。
取りたてて行きたかったわけでも無く,
しかも開催期間中に立て続けに用事が出来て
今年は行けないだろうと思っていたのですが,
展示最終日に突然ヒマになったので
足を運んでみました。
会場の上野グリーンクラブに着いたら,
入り口付近が車で埋まっていました。
会場内も,何となくあわただしい雰囲気です。
良く考えたら,最終日は展示物と売店の搬出があるので,
業者さんがみなソワソワしているのです。
中には閉館の1時間以上前から既に
展示品の搬出をしている業者もいました。
その様子を見ていた別の業者らしき人が
「あれはないだろう・・・まだ見ているお客さんがいるのに・・・」
わたし自身は,それほど気にしませんが,
(展示会に出る木は大体どれも似たり寄ったりで,
一本無くなってもどうということはない。)
確かにお金を取って見せている展示会なのに,
終了前に展示物を運び出すというのは
ちょっと問題ではないかと思います。
美術展ではあり得ない話です。
何となく落ち着かない雰囲気の会場を後にして,
外の売店を覗いてみましたが,
こちらでは皆さんもっと盛大に搬出の準備をしていて,
落ち着いて品定めをする雰囲気ではありませんでした。
鉢で気になる物が幾つかあったのですが,
結局何も買わずに帰途に着きました。
教訓:盆栽展と即売会に行くなら,最終日午後は避けるべし。
性懲りもなく今年も行ってきました。
今年は昨年,一昨年のように
吉田茂元首相遺愛の名木が飾られるわけではありません。
取りたてて行きたかったわけでも無く,
しかも開催期間中に立て続けに用事が出来て
今年は行けないだろうと思っていたのですが,
展示最終日に突然ヒマになったので
足を運んでみました。
会場の上野グリーンクラブに着いたら,
入り口付近が車で埋まっていました。
会場内も,何となくあわただしい雰囲気です。
良く考えたら,最終日は展示物と売店の搬出があるので,
業者さんがみなソワソワしているのです。
中には閉館の1時間以上前から既に
展示品の搬出をしている業者もいました。
その様子を見ていた別の業者らしき人が
「あれはないだろう・・・まだ見ているお客さんがいるのに・・・」
わたし自身は,それほど気にしませんが,
(展示会に出る木は大体どれも似たり寄ったりで,
一本無くなってもどうということはない。)
確かにお金を取って見せている展示会なのに,
終了前に展示物を運び出すというのは
ちょっと問題ではないかと思います。
美術展ではあり得ない話です。
何となく落ち着かない雰囲気の会場を後にして,
外の売店を覗いてみましたが,
こちらでは皆さんもっと盛大に搬出の準備をしていて,
落ち着いて品定めをする雰囲気ではありませんでした。
鉢で気になる物が幾つかあったのですが,
結局何も買わずに帰途に着きました。
教訓:盆栽展と即売会に行くなら,最終日午後は避けるべし。
タグ : 盆栽
高い盆栽
大宮盆栽村・芙蓉園の故・竹山房造氏のエピソード。
お客に「お宅の盆栽で値段が高いのはどれですか?」
と聞かれて答えた竹山氏の返事は,
「高い所に乗っているのが高いのです。」
最近の盆栽屋さんは,やれ「作家だ」「芸術家だ」と
皆さんエラクなってしまって,
こういう茶目っ気のある人が少なくなった気がします。
そういえば国風展に出る盆栽も
みんな取り澄ましてエラそうです。
「高い盆栽って,どんなのですか?」
「国風展に飾ってあるのが高いのです。」
これは単にいやらしい現実の指摘であって
洒落にも何もなりません。
「高い所に乗っているのが高いのです。」という返事は
人を食ったような答えと思う人があるかも知れません。
しかし,樹種や見所ではなく,
値段の高い安いを聞くというのも無粋で失礼な話です。
そういう不躾な質問に対する故・竹山氏の答えは,
なかなか頓知のきいた返事だと思います。
盆栽の値段を,聞かれなくても
「あれは数百万円,あれは数千万円」と
喜々として説明するどこかの誰かさんに
聞かせたいエピソードです。
お客に「お宅の盆栽で値段が高いのはどれですか?」
と聞かれて答えた竹山氏の返事は,
「高い所に乗っているのが高いのです。」
最近の盆栽屋さんは,やれ「作家だ」「芸術家だ」と
皆さんエラクなってしまって,
こういう茶目っ気のある人が少なくなった気がします。
そういえば国風展に出る盆栽も
みんな取り澄ましてエラそうです。
「高い盆栽って,どんなのですか?」
「国風展に飾ってあるのが高いのです。」
これは単にいやらしい現実の指摘であって
洒落にも何もなりません。
「高い所に乗っているのが高いのです。」という返事は
人を食ったような答えと思う人があるかも知れません。
しかし,樹種や見所ではなく,
値段の高い安いを聞くというのも無粋で失礼な話です。
そういう不躾な質問に対する故・竹山氏の答えは,
なかなか頓知のきいた返事だと思います。
盆栽の値段を,聞かれなくても
「あれは数百万円,あれは数千万円」と
喜々として説明するどこかの誰かさんに
聞かせたいエピソードです。
タグ : 盆栽
鉢がなくちゃ始まらない!その4
《前日のエントリーからのつづき》
本式の金繕いではない,
「なんちゃって金繕い」で使うのは,
釣具の表面仕上げ用に売られている
「特製うるし」です。
これは熱帯植物から採取した原料を元に作られた合成樹脂で,
一般に「カシュー」と呼ばれるものです(多分)。
かぶれが少なく,値段も安いので,
実用品の修理にはこれで十分です。
陶器の修復に使う場合は,
瞬間接着剤やパテで「割れ」や「欠け」を補修した後,
これを塗り付けて乾かせばOK。
今回は微細なハガレだったので
うるしを厚塗りして済ませたのですが,
これが失敗でした。
補修後,パッケージの説明を読んだら
「厚塗りをすると硬化が著しく遅れます」
と書いてあり,案の定,
1週間経っても固まる気配がありません。
仕方がないので,
来春の植替えまでこの鉢は放置することにしました。
ちなみのこの「特製うるし」,有機溶剤を含んでおり,
尋常でない悪臭がするので,室内で作業する場合は
十二分に換気を行う必要があります。
寒い冬場の使用は,できれば避けた方がいいかもしれません。
本式の金繕いではない,
「なんちゃって金繕い」で使うのは,
釣具の表面仕上げ用に売られている
「特製うるし」です。
これは熱帯植物から採取した原料を元に作られた合成樹脂で,
一般に「カシュー」と呼ばれるものです(多分)。
かぶれが少なく,値段も安いので,
実用品の修理にはこれで十分です。
陶器の修復に使う場合は,
瞬間接着剤やパテで「割れ」や「欠け」を補修した後,
これを塗り付けて乾かせばOK。
今回は微細なハガレだったので
うるしを厚塗りして済ませたのですが,
これが失敗でした。
補修後,パッケージの説明を読んだら
「厚塗りをすると硬化が著しく遅れます」
と書いてあり,案の定,
1週間経っても固まる気配がありません。
仕方がないので,
来春の植替えまでこの鉢は放置することにしました。
ちなみのこの「特製うるし」,有機溶剤を含んでおり,
尋常でない悪臭がするので,室内で作業する場合は
十二分に換気を行う必要があります。
寒い冬場の使用は,できれば避けた方がいいかもしれません。
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