木屋で刃物を眺めて思う

前々日のエントリーからの続き》

日本橋の木屋ともなれば園芸用のハサミも扱う物が違う。
盆栽手入れ道具の創始者である昌国に,
完全手作りの国治も並んでいた。

昌国と国治の道具について
インターネットで調べても
核心的な情報は得られない。
それなら自分がアップするしかない。
時間ができたらまとめてみたい。

他にフランスの肥後守ことオピネルも置いてあった。
A-OPINEL-113080-0002.jpg
オピネルは木製ハンドルのスタイリッシュな折りたたみ式ナイフで,
価格もリーズナブルだ。
ブレードは炭素鋼とステンレスの2種類があり,
切れ味は炭素鋼に軍配が上がるが
反面錆びるという欠点がある。

Yahoo!ショッピングで探す→オピネル
楽天市場で探す→オピネル

日本橋の木屋に置いてあったのは
基本のモデルではなく,
(原音は「エフィレ=細い」なのだが)日本では「フィレ」と呼ばれる
細身のタイプのカラーバリエーションだった。

オピネルのナイフは,以前近所のホームセンターでも
各種取り揃えて売られていた。
しかし木村拓也がドラマ『ギフト』の中で
バタフライナイフを使用し,
それに感化された若者が同種のナイフを携帯し,
多数の事件が起こるに至って
専門店を除く多くの小売店からナイフが消えた。

わたしの家では,身の回りに常に盆栽用の鋏やナイフ,
ノコギリがあり,子供の私にとってそれは遊び道具だった。
刃物を持っていても親は特に注意もせず,
取り上げもしなかったが,
刃物を人に渡すときは刃先を自分に向けて渡すことと,
使う時は刃の方向に自分も含めて人がいないことを
確認することだけは繰り返し叩きこまれた。

子供は刃物で怪我をすることを通して
切られる痛みと刃の危険性を学ぶべきだと思うが,
今の時代,家に刃物でも置こうものなら
親の寝首でも掻きかねない。
家の中から危険を排除する事で,
かえって危険に対する感覚が鈍っているように思う。

テーマ : 盆栽 - ジャンル : 趣味・実用

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Silent Protest against xxx
Free Tibet!
チベット万歳

プロフィール

Author:盆栽中年とその周辺
盆栽好きだった祖父と暮らして,盆栽と盆栽業者と盆栽業界を見つめ続けてウン10年。
曲げたり寄せたり削ったり人形乗せたり苔張ったりと,心病める現代人の歪んだ全能感を満たす箱庭療法に成り下がった今時の盆栽に背を向けたひねくれ者の,月刊「近代盆栽」の提灯記事には騙されない日常。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
このブログの査定
ブログサーチ
クリックして→盆栽についてのブログを検索
FC2カウンター