緑に癒されない日々。
花を育てれば咲かせたい。木を育てるなら立派にしたい。買うなら安く売るなら高くと人の欲は尽きなくて植物と向き合う業はかくも深い。
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ネットオークションの罠3
《前日のエントリーからのつづき》
昌国製の可能性がある5点を検証したので,
次は残りの怪しい道具たちを見てみましょう。
やっとこは,限りなく黒に近いグレーゾーンです。
頭の形状が昌国とは少し違うように見受けられるのと,
最大の問題は左側の頭が左に曲がっているように見える点です。
恐らく強く握り過ぎて曲がってしまったのだと思いますが,
本物の昌国ならそんなことは起こりません。

ピンセットはアウトです。
握る部分に滑り止めの刻みが無い,先端の造りが雑,
後部のヘラの曲がりにシャープさが無い,などが理由です。

この剪定鋏も完全アウト。
柄の形状が違う,刃の部分が大きすぎるし角も落としていない,
変な金文字が入っている,などが理由です。

大型又枝切も完全アウト。
柄のカーブが昌国の物とは明らかに違います。

それと,この又枝切は明らかに使ってあります。
この刃先の汚れは明らかに樹液によるものです。
ホウキも恐らく違いますね。
昌国のものはブルーのワイヤーは使っていないはずです。
もっともホウキについては
鋏ほど品質の差が大きく出るわけではないので,
昌国の名にこだわる必要も無いでしょう。

ケースも,「高級盆栽セット」の文字が入っている時点でアウト。
昌国製にそんな文字は入っていません。

「昌国製盆栽道具10点,未使用」と謳いながら
半分はコピー商品で使用済みの物も混じっているという,
この世にも恐ろしいインチキ出品物の落札価格は562ドルでした。
↓落札画面スクリーンショット。

1ドル=112円のレートで計算すると,なななんと6万2,944円???
《翌日のエントリーにつづく》
昌国製の可能性がある5点を検証したので,
次は残りの怪しい道具たちを見てみましょう。
やっとこは,限りなく黒に近いグレーゾーンです。
頭の形状が昌国とは少し違うように見受けられるのと,
最大の問題は左側の頭が左に曲がっているように見える点です。
恐らく強く握り過ぎて曲がってしまったのだと思いますが,
本物の昌国ならそんなことは起こりません。

ピンセットはアウトです。
握る部分に滑り止めの刻みが無い,先端の造りが雑,
後部のヘラの曲がりにシャープさが無い,などが理由です。

この剪定鋏も完全アウト。
柄の形状が違う,刃の部分が大きすぎるし角も落としていない,
変な金文字が入っている,などが理由です。

大型又枝切も完全アウト。
柄のカーブが昌国の物とは明らかに違います。

それと,この又枝切は明らかに使ってあります。
この刃先の汚れは明らかに樹液によるものです。
ホウキも恐らく違いますね。
昌国のものはブルーのワイヤーは使っていないはずです。
もっともホウキについては
鋏ほど品質の差が大きく出るわけではないので,
昌国の名にこだわる必要も無いでしょう。

ケースも,「高級盆栽セット」の文字が入っている時点でアウト。
昌国製にそんな文字は入っていません。

「昌国製盆栽道具10点,未使用」と謳いながら
半分はコピー商品で使用済みの物も混じっているという,
この世にも恐ろしいインチキ出品物の落札価格は562ドルでした。
↓落札画面スクリーンショット。

1ドル=112円のレートで計算すると,なななんと6万2,944円???
《翌日のエントリーにつづく》
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コメント
No title
No title
『昌国(まさくに)』の道具はメーカーと盆栽業者が
共同で創意工夫しながら作ったものなので
デザインの一つ一つに意味があるのですが,
類似品は後追いで形だけを真似するので,
おっしゃるとおり何となく形がおかしいのです。
もっともわたしも偉そうなことは言えませんで,
安さにつられて4分の1程度の値段で買える類似品を
買いそうになったことが度々あります。
(その後運良く知り合いの筋から
使い古しの昌国を譲り受けることができました。)
この種の道具は中古市場が確立しているわけではないのですが,
たまにネットオークションに出たときの落札価格は
未使用品で定価の7割程度でしょうか。
今回の落札額はちょっと高すぎますね。
共同で創意工夫しながら作ったものなので
デザインの一つ一つに意味があるのですが,
類似品は後追いで形だけを真似するので,
おっしゃるとおり何となく形がおかしいのです。
もっともわたしも偉そうなことは言えませんで,
安さにつられて4分の1程度の値段で買える類似品を
買いそうになったことが度々あります。
(その後運良く知り合いの筋から
使い古しの昌国を譲り受けることができました。)
この種の道具は中古市場が確立しているわけではないのですが,
たまにネットオークションに出たときの落札価格は
未使用品で定価の7割程度でしょうか。
今回の落札額はちょっと高すぎますね。
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盆栽の世界は当然のこと、その用具の知識など、
まったくゼロの私ではありますが・・・
素人が見ても、この商品、『あ、怪しい・・』と思います(笑)
こういう「その道で必須の道具類」というものには、
長年それを使い続けてきた人と、作り続けてきた人の、
創意工夫とか美学のようなものが、
自然と結集されたカタチになるもんではないでしょうか?
特に「名品」と呼ばれるくらいの品になれば。
その辺り、何か・・・見るからに違和感がありますね。
もしこのセットが正真正銘『昌国』であれば、
中古では、おいくらくらいなんですか?