馬鹿と鋏は使いよう

国風展の期間中,上野グリーンクラブでは
立春盆栽大市が開かれるのだが,毎年建物の2Fでは
盆栽手入れ道具の最高峰である昌国(まさくに)の
販売が行われる。

最近の昌国の鋏は,
何となく不恰好になった気がしてならない。
具体的には,剪定鋏の先端が年々太くなっているのだ。

売店でそれとなく聞いてみたところ,
乱暴な使い方をしたり落としたりして先端が傷んだ場合でも
「造りが悪い」というクレームが来てしまうので,
やむを得ず先を太くしているのだそうだ。

不恰好なだけならまだしも,
芽摘み鋏の先端が太いと細かい所に刃が入らず,
芽摘みの用を足さなくなってしまう。

馬鹿と鋏は使いようというが,
道具の使い方を知らないユーザーのために
使い勝手より耐久性を重視した道具が出回るのは
なんとも不自由な話だ。

テーマ : 盆栽 - ジャンル : 趣味・実用

タグ : 盆栽 国風展 国風盆栽展 道具 昌国

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Silent Protest against xxx
Free Tibet!
チベット万歳
プロフィール

Author:盆栽中年とその周辺
盆栽好きだった祖父と暮らして,盆栽と盆栽業者と盆栽業界を見つめ続けてウン10年。
曲げたり寄せたり削ったり人形乗せたり苔張ったりと,心病める現代人の歪んだ全能感を満たす箱庭療法に成り下がった今時の盆栽に背を向けたひねくれ者の,月刊「近代盆栽」の提灯記事には騙されない日常。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
このブログの査定
ブログサーチ
クリックして→盆栽についてのブログを検索
FC2カウンター